これまでスキーブランドが、もしくはスキーブランドを取り扱う会社がスキー場を運営したケースはあっただろうか? スキーのHartを製造していたアルペンがいまも運営するウイングヒルズ白鳥以外に、国内でそうしたケースは聞いたことがない。広く世界を見渡してもメガブランドが表立ってスキー場運営を行っているというのはほぼないだろう。 そうしたなかコロナ禍や気候変動といった、ウィンター業界に逆風が多い状況下にあって、今季からHakuba Valleyの最南端に位置する爺ガ岳スキー場の運営を担うことになった会社がある。それが、アイスランティックスキーを輸入販売するフリーフロートだ。 INDEX Hakuba Valleyはこんなところ なぜ爺ガ岳スキー場の再始動を手掛けるのか DIYでスキー場を再生していく 最高のデビューゲレンデ爺ガ岳 写真左から坂本拓磨、屋田翔太、荒居悠の3人。彼らがフリーフロートのコア