しかし、これだけでは十分ではありません。実際にあった例では、フィッシング詐欺の偽サイトがSSLを利用していました。この場合、一見すると施錠された鍵マークが出ているので正規サイトと見分けがつきません。 (~中略~) ユーザーを大事にしている企業では、トップページなどに「当サイトのSSL証明書には次の様に記載されております」といった形で、内容が掲示されていることもあります。しかし、国内ではこのような対応をしている企業は少ないのが実状です。 いまいち意味が分からないのですが……そのような掲示に、何か意味があるのでしょうか? ここでは、攻撃者が自サイトの証明書を持っているケースを想定しているのですよね。であれば、攻撃者も「当サイトのSSL証明書には次の様に記載されております」として証明書の内容を記載する事が可能です。よって、その掲示自体が本物なのか否かを確認しなければならないはずですが……この掲示