神戸市の理化学研究所のなどの研究チームによるスーパーコンピューター「富岳」を使った研究で、新型コロナウイルスのオミクロン株は、マスクをした状態であっても50センチ以内に近づいて会話をすると感染の可能性が高まることがわかりました。 神戸市にある理化学研究所などの研究チームは、新型コロナウイルスの飛まつの広がりをスーパーコンピューター「富岳」を使ってシミュレーションし研究しています。 今回は、従来株よりも感染力が強いとされるオミクロン株の影響を調べるためデルタ株の1.5倍の感染力と想定して、これまでに起きたクラスターの状況などをもとに、マスクをしていない場合とつけている場合で飛まつの広がり方の違いをシミュレーションしました。 その結果、15分間対面で会話したときの平均の感染確率は、マスクをしていない場合、50センチ以内の距離ではほぼ100%、1メートルの距離でおよそ60%となりました。 また、