ブックオフオンライン ちょっと遅れてしまったが、ブックオフが新刊書も扱うサイトを始めた、と。 新刊書を扱うというのは、実は新古書店の悲願であったりするので、ひとまずはネット上で悲願達成、といったところか。 おそらく、将来的にはリアル店舗でも新刊書を扱う方向を考えているのではないかと推測するんだけれど、どのような形態での仕入れになるのか興味がある(ま、近い将来の話ではないとは思うんだけど)。 いやね、取次ぎが大きな影響力をもつ現在の新刊流通システムにそのまま組み込まれるのは、良しとしないと思うんだよ、ブックオフ側が。 配送センターとかの自社流通システムを整備した上での参入になるんじゃないかななどと、勝手に想像しているのだけれど。 いずれにせよ、新刊書店とか新古書店とかマンガ喫茶とか図書館とかの区別がもっともっと緩やかになればいいのにというのが私の理想なので、この動きは歓迎。 小売が、本をめぐ
▼「美しい国」私も言えませんでした 世耕補佐官も苦言 (asahi.com) http://www2.asahi.com/senkyo2007/news/TKY200708020393.html 「街頭では、とても『美しい国』なんて言えませんでした」。参院和歌山選挙区で当選し、1日から官邸での業務を再開した世耕弘成首相補佐官(広報担当)は、復帰早々に安倍首相に苦言を呈した。世耕氏は「美しい国づくり」国民運動の担当でもあるが、苦しい選挙戦を経て軌道修正を迫ったものだ。 首相は、地方遊説のたびに「美しい国」をアピールし、「地域の活力なくして国の活力なし」と訴えた。だが、自民党は1人区で6勝23敗と惨敗。あまりの逆風に世耕氏は当選確定後に万歳をせず、「安倍内閣への逆風を真っ正面から受けた。有権者の声を首相にじっくり伝えたい」と語り、笑顔も見せなかった。 世耕氏は、首相に「生活に密着した政策を打ち
「安倍さんの心境について、どうお考えですか?」 某新聞社から、そんなコメント依頼の電話があった。 いったいなぜ辞めずに、地位にしがみつくのか。どうしてあんなに強気でいられるのか。国民の「ノー」の意思表示をどう受け止めているのか…… 「多くの方が理解できない、不思議だと思われているんですが」と記者氏。 私も最初は、安倍首相の言動にとても違和感を感じた。 なぜ、あれだけの「歴史的大敗」をしながら、平然と続投を言えるのか、と。 昨日送信された【安倍内閣メールマガジン40号】には「覚悟を決めて」と題する、安倍氏のこんな文章が載っている。 <先週号のメルマガでお伝えした、私の改革への決意に対して、力強い応援メールをたくさんいただき、御礼を申し上げたいと思いますが、この決意は、今でもまったくゆらいでいません。 改革の中身について、これまで十分に説明できず、政策論争を深めることができなかった点は、率直に
2007年08月07日00:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 書評 - フラット革命 献本ありがとうございます。 フラット革命 佐々木俊尚 初掲載2007.08.05;販売開始まで更新 と同時に書評がおくれてごめんなさい。 添え状より 弾さんにまず一番目に読んで欲しい!と思ってお送りします。 ここからは「である調」、敬称略で。 本書「フラット革命」は、佐々木俊尚の最高傑作にして、佐々木俊尚の初心表明(誤字にあらず)。「ジャーナリスト佐々木俊尚」ではなくて、佐々木俊尚、の。 個人的にハードカバーというのは最も嫌いな版型なのだけど、もしハードカバーが著書の品質保証を兼ねているのだとしたら、本書は間違いなくそれを満たしている。というより、他のハードカバーの品質が低すぎるのだ。本書はハードカバー嫌いの私が、それでも買わねばならないと言い切れる数少ない一冊だ。本書の品質を考えれば、本
ネタ元:聞くは一時の恥 キアヌはリーブス: HVUday 参照: 図書館と出版と著作権 - かたつむりは電子図書館の夢をみるか 図書館と出版/書店がwin-winならいいんだろってむしろ今でもけっこうそうなんじゃね? - かたつむりは電子図書館の夢をみるか ネタ元での指摘は以下の通り。 本の印税は、売れた部数ごとに発生するのではなくて、刷られた段階でその部数に対して発生する、というお話をとあるところで聞いたのですよ。 (中略) もしほんとなら、図書館が大量複本を貸し出すのはけしからんとプンスカしてはる作家先生団体のおっしゃってることは、なんかおかしなことにならんか、と思うのですが。 思わず「えっ?!」となるような話だが、ネタ元と同じ話は異なる複数の授業でmin2-flyも聞いたことがある。 確認のため日本大百科全書*1で引いてみたところ、以下の記述があった。 印税は普通、定価×発行部数×一
抽象論で議論する前に、現実社会に目を向けたほうが良いと思います。 【これが、現実です】 ・実名を公開すると、住所や電話番号が調べられ、ネットに掲載される場合があります。 ・実名を挙げて、根拠の無い誹謗中傷が書かれる場合があります(「○○は前科者」など) ・それも、一つや二つじゃなくて、500件以上の掲示板にコピペされることがあります。 ・殺人予告をされることもあります。 ・警察に相談に行くと、 「実名を書くから、個人情報を調べられるんだよ。実名でやる方が悪い」 「自分で実名を公開しといて、被害にあったから警察に捜査して欲しいというのは、都合のいい話」 と言われることもあります。 とりあえず警察は「ブログをやることすら悪い(トラブルの元だから)」という立場のようなので、実名でブログをやる方は、トラブルの際には全て自力(弁護士に数十万円払って解決を頼むことを含む)でやる覚悟が必要です。 トラッ
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