アマゾンジャパンは4月28日、日本出版販売(日販)が非在庫書籍を出版社から取り寄せる「日販バックオーダー発注」を6月30日で終了することを、出版社に通知した。これにより、一時的に売上機会減少のリスクがあるとしながら、出版社に対して同社との直接取引による商品供給を検討するよう求めている。 「日販バックオーダー発注」を終了したあとも、日販への新刊書籍発注や日販の在庫を仕入れる「日販スタンダード発注」、トーハンへのコミックス・雑誌の新刊発注は継続する。出版社に対して日販の在庫を増やすことと、直接取引を検討することを求めている。 通知の中で「日販バックオーダー発注」終了の理由について、アマゾンの発注に対する日販の在庫引当率が、日販非在庫書籍は「弊社が期待する数字を大幅に下回っている」ことから、日販と協議を続けてきたが「建設的な合意には至ることができなかった」とし、「日販バックオーダー発注」の継続が
アマゾンジャパン(東京・目黒)は、出版取次を介さない出版社との直接取引を広げる。自ら出版社の倉庫から本や雑誌を集め、沖縄を除く全国で発売日当日に消費者の自宅に届けるサービスを今秋までに始める。アマゾンによる直接取引が浸透すれば、取次や書店の店頭を経ない販売が拡大。書籍流通の流れが変わる節目になりそうだ。埼玉県所沢市に1月、設立した「アマゾン納品センター」を直接取引専用の物流拠点として使う。アマ
『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』(日経BP社) 当連載の第10裏話で、アマゾンジャパン(以下、アマゾン)が日本の出版社に牙をむき始めたと書いたが、その本当の理由がようやく明らかになった。 ある出版社の営業担当幹部は「どうやら、アマゾンのBOOK事業の成長が鈍化しているようだ。単価の安い本まで送料無料を続けているため、BOOK単体の事業では利益がほとんど出ていないとも聞いた」と話す。 なんと、アマゾンの書籍・雑誌販売の成長が頭打ちになってきているというのだ。別の出版社の営業担当者も「アマゾンと年間契約を結んで数年経ちますが、今では当初の2ケタ成長どころか、数パーセントの伸びに落ちてきています。出版社の経営は出版物の当たり外れに大きく左右されるところもありますが、それを差し引いてもアマゾンの成長にブレーキがかかってきているようにみえます」と話す。 2ケタ成長は当たり前、出版社の取次ルートの売り
参考リンク:消える書店:ネットに負け相次ぎ閉店 地域中核店も− 毎日jp(毎日新聞) この記事を読んで、ずっと考えていたんですよね、「リアル書店は、どうすれば生き残れるんだろうか?」って。 なんのかんの言っても、僕は「本屋さん」が大好きなので。 でも、「値段も同じで、配達してくれて、品揃えもよければ、Amazonで買うよね」と言われると「まあそうですよね」としか言いようがないのも事実ではあります。 都会には巨大な新刊書店がたくさんあるけれど、人口数万人レベルの地方都市では、TSUTAYAが最大の新刊書店、なんていうことも少なくありません。 リアル書店も時代とともに変遷しつづけているのです。 村上春樹の『ノルウェイの森』は1970年くらいの話なのですが、その時代、僕が生まれたくらいの時点で、すでに「商店街の小規模家族経営書店」の経営が厳しくなっていることが描かれています(ミドリの実家のこと)
ギャンブルやバカラの本は人気上昇中です。ギャンブルに関する本の出版社を無視してギャンブルについて語ることはできないでしょう。こういった本は、読み出すと本当に面白いものです。世界中には多くの出版社があり、その数を数えたり、ひとつひとつ解説するのは不可能です。しかしここでは、ギャンブルに関する良質な書籍を出版している人気の出版社をご紹介します!他にもご紹介したい出版社はたくさんありますが、ここでは数社に限定しています。 (more…) ギャンブルやバカラの本は人気上昇中です。ギャンブルに関する本の出版社を無視してギャンブルについて語ることはできないでしょう。こういった本は、読み出すと本当に面白いものです。世界中には多くの出版社があり、その数を数えたり、ひとつひとつ解説するのは不可能です。しかしここでは、ギャンブルに関する良質な書籍を出版している人気の出版社をご紹介します!他にもご紹介したい出版
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このネタは何回もやってるけど、hon.jpがスクレイピングを肩代わりしてくれるので、また書いた。 amazon2hon linky (Greasemonkeyスクリプト) かなりの手抜きだなー。なぜかecl.js同梱。 [set position]をクリックして基準位置を変えるのだけど、緯度と経度は小数表記じゃなくて分秒表記を詰めたもの。 ここなら「34.421498」と「135.295268」。 Googleマップで検索→「このページのリンク」から緯度と経度取り出し→「緯度,経度」でGoogleマップ検索→ふきだしから取り出し、かな。面倒だけど一度だけだし。 (7/14 追記) 和書以外では表示しないように修正。 (8/31 追記) hon.jpの背景が透明になっていたので、白く変更。
弊社の品切本がAMP(アマゾン・マーケット・プレイス)で高額になっていて、先日もお客様から『文化=政治』が2万円で出品されていてとても買えない、とのお叱りを頂戴いたしました。税込1680円の本が2万円。誰に話しても驚かれます。 弊社は『文化=政治』を重版したくないわけではありません。時事的な内容なので、アップデートが必要かもしれないと考えており、著者と編集担当者が折に触れて意見交換をしています。2万円ではとても買えないけれども、どうしても購読したい、というお客様は、メールなどで弊社営業部までお問い合わせください。ごくまれにですが、書店さんから返品されてくることがあります。 あちこちの書店さんを探し回っても買えないお客様がいらっしゃる一方で、在庫が残っていてそろそろ返品しようかと考えておられる書店さんもおられます。うまくいかないものです。サプライ・チェーン・マネジメントという手法が何年もから
丸善は6月26日、大手ECサイト運営のアマゾンジャパンと業務提携すると発表した。事実上、丸善はネット通販事業から撤退し、アマゾンジャパン運営サイトへの送客によるマージン収入にビジネスモデルを切り替える。 書籍販売を軸にしたネット通販では、アマゾンジャパンの存在感が高まっている。今回の事業提携により、丸善は現実的な収益面に重きを置く戦略に大きく舵を切った格好だ。 丸善は8月下旬にECサイトを刷新。丸善とアマゾンジャパンによる共同ブランドのECサイトを立ち上げる。アマゾンジャパンが国内書店と共同ブランドを展開するのは初めて。 ECサイトの運営・管理におけるシステムおよび物流機能は、そのほぼすべてでアマゾンジャパンの既存システムを活用し、一部丸善が独自で仕入れているオリジナル商品も取り扱う。丸善は書店の店舗で培った売り場ノウハウをもとにして選書を行うなど、情報発信に注力する。 別システムで運営し
■アマゾンマーケットプレイスと古書市場とWeb2.0の行き着く果て 北尾トロ氏がメルマガでこんなことを書いていた(のを某MLで知った)。 【はじまりの終わり1】 業界紙「新文化」によれば、アマゾンがISBNのついていない本も古本販売させることになるようだ。 これまでISBNのついていない本は扱わなかったのだが、さらなる利益を求めて(利用者のニーズに応えて、ということのようだが)いよいよ古書店の牙城を揺るがすことになる。 これ、驚いた。 ぼくは勝手に、これについては古書業界との話し合いのもと、「アマゾンは古い本に手を出さない」という取り決めがあるのではと思っていたのだ。 その代わりに、古書組合加盟店も積極的にアマゾンを活用する、というような。 そこには、組合、非組合を含め、ネットで古本を売るというムーブメントを育てることがお互いの利益につながる、というオトナの判断があるのではないかと。 違っ
書籍系ブログとしては注目のニュースがワールドビジネスサテライト/ WORLD BUSINESS SATELLITE : テレビ東京でやっていた。 オンライン書店のAmazonとリアル取次のバトルについて取り扱っていた。 TOHANの新工場 TOHANの新工場。バーコードによって、自動的に振り分けにより仕分け、再発送が15日から5日になりました。ネット書店の驚異に対して、驚異を感じるとのコメント。 詳しくは画像をクリックで拡大。 Amazonの様子 対するAmazonの応答。卸との取引を辞めることはない。といいつつも、出版社直接と、卸コミを含めて安い方から取るよと、外資系らしい応答。 詳しくは画像をクリックで拡大。 一辻社の対応 アマゾンに特化した商品を出した一辻社のレポート。取次から冷遇されるかもしれないが、Amazonと組んだ方がメリットがあると、アマゾン専売商品を出した。 詳
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