昨年末から日南市と串間市の公立小中学校で給食用のパンが提供できない事態になっていることがわかりました。パンの製造会社で最近の物価高騰などに加えて半数の従業員が離職したことが原因で再開の見通しはたっていないということです。物価高騰や少子化が食育に与える影響について取材しました。 パンが食べたい!でも提供ができない 子どもたちの給食で、週に数回、主食として提供されるパン。当たり前に食べていたこのパンに異変です。日南市教育委員会が出したこの通知。 と書かれています。日南市と串間市のすべての公立小中学校35校では給食用のパンが提供できない事態になっているのです。 日南市の小学校を訪ねると、子どもたちが食べていたのはご飯でした。シチューにごはんの組み合わせです。 献立を急遽パンからご飯などに変更して対応しています。