ブックマーク / japan.cnet.com (30)

  • オープンソースコンパイラ「GCC 4.0」の改良作業続く

    GCCは、オープンソースとフリーソフトウェアを支えるコンパイラだが、先ごろ新たにリリースされたGCC 4.0のデバッグと処理速度の向上に現在プログラマらが取り組んでいる。 リードプログラマのMark Mitchellは、4月22日にGCC 4.0をリリースした。これに搭載された新しい最適化フレームワークは、人間の書いたソースコードをコンピュータが理解できるバイナリコードに変換するプロセスを改善するよう設計されている。 だが、この新バージョンはまだ完成にはほど遠く、明確なパフォーマンスの向上が見られるまでには時間がかかると、Mitchellはインタビューのなかで語っている。「全く新しい最適化インフラを採用した。新インフラにはまだ前バージョンほど念入りな調整が施されていない」(Mitchell) GCC 4.0がデビューして最初に遭遇した問題の1つがKDEだった。KDEは、Linuxコンピュー

    オープンソースコンパイラ「GCC 4.0」の改良作業続く
  • アパッチのメンバーら、「Project Harmony」でオープンソース版J2SE開発へ

    Apache Foundationが、デスクトップ向けのオープンソース版Javaの開発を提案した。この計画に対し、Sun Microsystemsはとりあえず歓迎の意向を示している。 米国時間6日に正式に提案された「Project Harmony」は、デスクトップPCJavaプログラムを動作させるのに必要な「Java 2 Standard Edition(J2SE)」と呼ばれるソフトウェアの全面的な書き直しをねらいとしている。 同プロジェクトは、人気の高い複数のオープンソース製品を支えるApacheのメンバーと、Javaの開発に携わる複数の個人によって提案された。提案者らは、Javaバーチャルマシン(JVM)、関連のライブラリ類、そしてテスト用ソフトウェアの開発を計画しており、これらはすべてApacheのオープンソースライセンスで公開される。 同プロジェクトの提案が受け入れられれば、オー

    アパッチのメンバーら、「Project Harmony」でオープンソース版J2SE開発へ
  • フィンランドの新興企業、PtoPネットワーク用の違法コピー対策ツールを発表

    Viralgというフィンランドの企業が、PtoPネットワーク上における違法コピーファイルの交換を阻止するための高度な技術を開発したと発表した。 先頃フィンランドで開催された先端技術のコンテストで最優秀賞を受賞した同社は、1年以上前からBMG Finlandと協力して同国のファイル交換ネットワーク上に著作権で保護された音楽作品が流出するのを防いできたという。 最近のファイル交換ネットワークでは、いくつかのソースから同時にファイルをダウンロードすることが可能だが、同社の技術はその仕組みを利用する。 同社はその技術の概要を示したプレスリリースの中で、「(同技術は)違法ユーザーが、物の音楽映画ゲームコンテンツではなく、全く役に立たないがらくたをダウンロードするように、PtoPネットワーク内のファイルを混ぜ合わせる」とし、さらに「われわれの・・・技術はすでに共有されている正常なファイルをPto

    フィンランドの新興企業、PtoPネットワーク用の違法コピー対策ツールを発表
  • 期待と不安が交錯するオープンソースコンパイラの新バージョン開発

    GCCという非常に重要なプログラミングツールのオーバーホールが計画されているが、これがすべて順調に進めば、オープンソースソフトウェア全体のパフォーマンスが一気に上がる可能性がある。 オープンソースソフトウェアは、そのほぼすべてがGCCという「コンパイラ」を使って開発されている。コンパイラとは、人間がCなどの高級言語で書いたコマンドの集まりであるプログラムのソースコードを、コンピュータに理解できるバイナリ命令に変換するためのもの。GCC 4のリリースマネージャで、CodeSourceryという小さな企業で「ソース開発最高責任者」として働くMark Mitchellによると、近日中に登場するGCC 4.0には、この変換処理を大幅に洗練させる新しい基盤技術が搭載されるという。 「GCC 4.0の主な目的は、コンパイラが格段に優れたコードを生成できるようにする最適化されたインフラを構築することだっ

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    stereocat
    stereocat 2005/03/20
  • 製品IDを入力しないとWindows Updateが止まる--MSが正規ユーザー認証プログラムの試験運用を開始

    マイクロソフトは2005年後半、Windowsのプリインストール機のユーザーで製品IDをウェブ経由で登録しないユーザーにWindows Update機能を提供しない予定があることを明らかにした。セキュリティパッチなど重要な更新についてはOSの自動更新を可能なままにするが、自動更新の対象とならないモジュールをアップデートできなくする予定がある。 Windows Updateの停止は、Windows Genuine Advantage(WGA)プログラムと呼ぶ正規ユーザーの認証方式のロードマップ上にある。マイクロソフトは3月15日にWGAプログラムを開始し、正規ユーザーに対して各種ユーティリティソフトを無償でダウンロードさせる試験運用を始めた。同社のサイト内にあるソフトウェアのダウンロードページにアクセスすると、正規ユーザーの認証機能を持つActiveXコントロールをインストールするかどうかを

    製品IDを入力しないとWindows Updateが止まる--MSが正規ユーザー認証プログラムの試験運用を開始
  • ボーダフォンがモバイルFeliCa導入、10月には対応端末発売へ

    ボーダフォンとフェリカネットワークスは2月24日、ボーダフォンが日国内でモバイルFeliCaを導入することで合意したことを発表した。 2005年10月までに、モバイルFeliCaチップを内蔵するボーダフォン携帯電話の発売を目指す。当初は100万台の出荷を目標とし、2006年度以降は国内のボーダフォン携帯電話にモバイルFeliCaを標準搭載する。 これにより、FeliCaカード等ですでに利用されている交通系サービスや電子マネーサービス、ポイントサービスなどを、ボーダフォン携帯電話でも利用できるようになる。 フェリカネットワークスは、ソニーとNTTドコモが2004年1月に設立した合弁会社で、ソニー、NTTドコモ、東日旅客鉄道などが出資している。モバイルFeliCaチップの開発とサービスプラットフォーム構築を行っている。2月22日には、JR東日がモバイルSuicaサービスを2006年1月に

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    stereocat
    stereocat 2005/02/25
  • ひそかに注目を集めるクローキング--ウェブ上のかくれんぼに新展開

    Jay Allenは、ストーカーのように自分のブログに意地の悪いコメントを何度も書き込んでいる人物が、昔の恋人であることを見抜いていた。 そこでAllenは、自分のブログをバーチャルなカーテンで隠すという受身の抵抗を試みた。同氏は「クローキング」と呼ばれる技術を使って、自分のブログが昔の彼女にだけは更新を停止したように見せながら、他のユーザーはふつうに見られるようにした。 「(彼女のコンピュータの)IPアドレスがわかったので、彼女がサイトにアクセスしたときには別のページを表示するようにした」とソフトウェア開発者のAllenは説明する。「この方法は実にうまくいっていた。ところが、1カ月半ほど経過した頃、彼女がインターネットカフェに立ち寄った。そして、私のブログがきちんと更新されているの見つけてしまった。それからはまた、嫌なコメントがたくさん書き込まれるようになった」(Allen) 「それでも

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    stereocat
    stereocat 2005/02/23
  • 私はいかにしてウイルス作者となったか

    チェコの学生Marek Strihavkaは地下組織「29A」のメンバーとして、5年間にわたり、コンピュータウイルスの作成に携わっていた。 しかし運命のいたずらか、Strihavkaはかつて自分も作成していたウイルスの感染拡大をい止める仕事に就いた。チェコ共和国のブルノに住むこの22歳の青年は、29A(666を意味する16進数)を去ってから約1年後に、Zoner Softwareでウイルス対策システムの開発責任者となったのである。 今、Strihavkaは各方面からの攻撃にさらされている。先日はチェコ警察の家宅捜索を受け、Slammerワームに関する捜査の一環として自宅のコンピュータ機器を押収された。それだけではない。雇用主のZonerも、ウイルス作者と知っていながら彼を採用したとして、同業他社の一部から批判されている。 Strihavka--かつての通称は「Benny」--はCNET

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  • 「ブログで解雇された」--元グーグル社員認める

    Googleの元社員Mark Jenは米国時間11日に公開したブログのなかで、ブログを理由に同社を解雇されたことを認めた。 「2005年1月28日付けて、私はGoogle解雇された」とJenはNinetyninezerosという自身のブログに記している。「直接的かどうかは別にして、ブログが理由なのは間違いない。解雇される2日前に私はGoogleと、ブログの内容を見直し、不適切なコンテンツを削除した。だから、今回の解雇は大ショックだ。ブログを閉鎖しろといわれていれば、そうしていただろうに」(Jen) JenはGoogleで働き初めてからわずか11日間で同社を去ったことになる。同氏はこの間に、新入社員として受けた同社の印象を、批判的なものも含めて、自らのブログに書き留めていた。 ブログが原因で上司と衝突し、仕事を失ったのはJenが初めてではない。Delta航空のある客室乗務員は、自分の制服姿

    「ブログで解雇された」--元グーグル社員認める
    stereocat
    stereocat 2005/02/15
  • 米科学者、角砂糖大の原子時計を開発--1秒の誤差に300年

    角砂糖大の原子時計を開発した研究者が、ここで用いられた消費電力削減技術はいずれ携帯電話やその他の機器に応用されるだろうと話している。 ミシガン大学教授のClark Nguyenは、サンフランシスコで開催中の国際固体素子回路会議(International Solid State Circuits Conference:ISSCC)で、この原子時計の詳細に説明した。同教授によれば、この時計は1日の誤差がわずかに1ミリ秒で、1秒の誤差が生じるには274年から300年かかるという。 誤差に関しては、3000万年に1秒という性能を誇る原子時計「NIST-F1」にかなうすべもないが、ただしF1は設置面積が約3.7平方メートルもあり、500ワットもの電力を消費する。 これに対し、今回発表になった試験的な原子時計は、体積が1立方センチメートルと格段に小さく、約75ミリワットの電力で動作するため、ごくふつ

    米科学者、角砂糖大の原子時計を開発--1秒の誤差に300年