【読売新聞】 全国各地の地方銀行やローソン銀行計9行で26日午前11時頃、現金自動預け払い機(ATM)やインターネットバンキングが利用できなくなるシステム障害が発生した。日本IBMによると、各行に基幹システムを提供する同社系IT会社
覚醒剤売買に関する書き込みを放置したとして、インターネット掲示板「2ちゃんねる」の関係先が警視庁の捜索を受けた事件で、掲示板の管理会社とされるシンガポール企業は、実体がないペーパーカンパニーだったことが現地での取材でわかった。 管理会社の取締役は読売新聞の取材に、名義を貸しただけで、2ちゃんねるの存在すら知らないと証言。警視庁は、2ちゃんねるの管理は国内で行われていたとみて、実態解明を進めている。 シンガポール中心部の中華街「テロックアイヤー通り」。2ちゃんねるの管理会社とされる「パケット・モンスター社」の登記簿上の本社は中華料理店が立ち並ぶ一角のビルにあった。 2ちゃんねるの元管理人の西村博之氏(35)の著書などによると、2ちゃんねるは2009年にパケット社に譲渡され、現在はパケット社が掲示板を運営しているという。 しかし、このビルに入っていたのは会社の連絡代行サービスを行う「リクビン」
通信網復旧 災害に強い情報基盤を築こう(4月3日付・読売社説) 家族の安否を一刻も早く確かめたい。自分の無事も伝えたい。それなのに、つながらない電話をもどかしく思った人も多かろう。 巨大地震が東北地方の通信網を寸断した。災害時には、被災状況や安否を確認する通信手段の確保が極めて重要となる。水や食料などと同様に命綱である情報インフラを、より強固なものにしなければならない。 今回の震災で不通になった家庭などの固定電話は150万回線、阪神大震災の5倍にのぼった。 かつては災害に強いとされた携帯電話も、ほとんどつながらなかった。電波を中継する基地局が1万4000か所で使えなくなり、利用者が殺到して回線がパンクしないよう接続制限したからだ。 通信会社には、災害に強い施設の整備やサービスの提供を求めたい。携帯電話網を支える基地局は停電すると電源が短時間で切れ、機能しなくなる。電源機能を強化し、行政機関
「此処(ここ)より下に家を建てるな」――。 東日本巨大地震で沿岸部が津波にのみこまれた岩手県宮古市にあって、重茂半島東端の姉吉地区(12世帯約40人)では全ての家屋が被害を免れた。1933年の昭和三陸大津波の後、海抜約60メートルの場所に建てられた石碑の警告を守り、坂の上で暮らしてきた住民たちは、改めて先人の教えに感謝していた。 「高き住居は児孫(じそん)の和楽(わらく) 想(おも)へ惨禍の大津浪(おおつなみ)」 本州最東端の●ヶ埼(とどがさき)灯台から南西約2キロ、姉吉漁港から延びる急坂に立つ石碑に刻まれた言葉だ。結びで「此処より――」と戒めている。(●は魚へんに毛) 地区は1896年の明治、1933年の昭和と2度の三陸大津波に襲われ、生存者がそれぞれ2人と4人という壊滅的な被害を受けた。昭和大津波の直後、住民らが石碑を建立。その後は全ての住民が石碑より高い場所で暮らすようになった。 地
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