トップ > 中日スポーツ > サッカー > 紙面から一覧 > 記事 【サッカー】 【城福の目】技術と判断力が別格だった遠藤 2011年1月15日 紙面から ヨルダン戦よりシリア戦の方が良くなったのはなぜか。遠藤がバイタルエリア(※DFとボランチの間のスペース)への縦パスを増やしたことだった。今の布陣の最大の特長、武器は、香川がバイタルで前を向いて攻撃を仕掛けるところ。その意識が高くなっていた。 ヨルダン戦で、遠藤は安全なところ、安全なところへとパスを出していた。だから、香川がほとんど外(タッチライン際)でしかパスを受けられなかった。だが、2戦目は香川がバイタルにいる時の意識の度合いが全然違った。より「厳しい」ところに、パスを出していた。それを意識するだけじゃなくて、具現化できるのが遠藤だった。 初戦は安全に入ったのだと思う。だけど、バイタルにパスを通した方がチームとして機能すると納得したの