iOS 8の頃より見かけるようになった新しいモーダルビューの形態と、その設計思想、UI としての使われ方について考察します。この新しいモーダルビューのことを私は他のモーダルビューと区別する意味合いで「半モーダルビュー(Semi-Modal View)」と呼んでいますが、実際にガイドライン上でそのような定義がされているわけではありません。「ハーフモーダル」という呼び方も耳にすることがありますが、私は後述の理由からこの呼び方は推奨していません。 今回はパターンとしてあえて区別することで他のモーダルビューとの違いを明確にし、その特徴や仕組み、正しい設計とはどのようにあるべきかを理解しやすくすることを目指します。なお、2019年版のHIG(すなわちiOS 13対応版)からはモーダルビューのスタイルの一つとして Sheet の記述が現れるようになりましたが、今回は Sheet スタイルに限らずもう少
![iOSにおける半モーダルビューの解釈|usagimaru](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/da2411dd0d3c09fb3cd92fa0a1192b5a1bdd7db0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F7333351%2Frectangle_large_type_2_b6eae3d4278c0f34912141f8e90979a2.jpg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)