[電通(4324)]グループのシンクタンク電通総研は2012年4月10日、シニア層のインターネット利用動向に関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうち、インターネットを利用している層では、「友人や知人とのコミュニケーションが増えた」ことをネットの恩恵と考えている人が5割強に達し、「ネットの恩恵」の最上位にあることが分かった。次いで「情報量の増加や知識の広域化」「好奇心が広がった」などが上位についている(【発表リリース、PDF】)。 今調査は2012年1月13日から23日にかけて、60代から70代の男女600人に対して調査員による訪問留置式調査で行われたもの。抽出方法はランダムロケーション・クォータサンプリング(調査地点を無作為に抽出、地点ごとにサンプル数を割り当て、該当地域で調査対象者を抽出する方法)。世代構成比・男女比は、それぞれ均等割り当て。 以前別途記事で触れたように、今調