戦後史の正体 (「戦後再発見」双書1) 作者: 孫崎享出版社/メーカー: 創元社発売日: 2012/07/24メディア: 単行本購入: 31人 クリック: 410回この商品を含むブログ (86件) を見る 9月に、NHKで放送していた「負けて、勝つ 〜戦後を創った男・吉田茂〜」全5回を見ていました。 いやぁ、何と重たい、迫力のあるドラマか。 良い悪いは別にして、こうやって今の日本が作られてきたんだなと胸が熱くなるドラマでした。 ドラマ中には、「麻生太郎」とか「細川護煕」とか名前が出てきて、これが家柄かと圧倒的なスタート地点の差に愕然ともしましたが。 で、このドラマを見て、もっと近現代史について知りたくなったので、評判の良かった本書を購入しました。 読み終わっての第一印象は、「日本ってやっぱり『敗戦国』なんだな」と再実感。 「自主」と「対米追従」という視点から日本の現代史が書かれており、後半