山口百恵「赤いシリーズ」のDVDが売れている――なぜ? 講談社の人に聞く:仕事をしたら“パートワーク”が売れた(1/5 ページ) ひとつのテーマに沿って毎週、隔週、毎月といった単位で刊行される出版物「パートワーク」(「分冊百科」とも言う)市場に、ちょっとした“異変”が起きている。「パートワーク? なにそれ? 聞いたことがない」という人もいるだろうが、デアゴスティーニのテレビCMは見たことあるでしょう? と聞くと「あー、それね。クラシック音楽のCDが付いていたり、城などを組み立てるヤツね」といった感じで、思い出す人も多いだろう。 パートワークの魅力は、なんといっても「そろえる喜び」にある。創刊号が半額くらいで販売されているので、ついつい買ってしまう。そして専用のバインダーにファイリングしていく作業が楽しくなって止められない、という人もいる。また、組み立てタイプの中には、最後まで買い続けないと