一般に、歳をとればとるほどに機器の操作に苦手意識を持つが、テクノロジー社会となった現代ではそうも言っていられない。 必要に迫られてスマートフォンやPCを使っている中高年は少なくないだろう。 慣れるまでは苦労はあるが、使いこなせるようになれば便利なもの。そしてさらに大きなメリットもあるようだ。なんと、端末の利用により、脳の活性化がみられるという。 パスワード記憶がトレーニングに 端末を利用するには、実際に手先を動かすことに加え、パスワード記憶なども伴う。これらが、脳のいいトレーニングとなっているようだ。 オーストリアの国際応用システム分析研究所が、2006年と2012年にドイツで行われた脳機能や体力についての調査結果を分析して明らかになった。 それによると、情報処理スピードなどの脳機能が、50歳以上の人で改善していることが明らかになった。 加齢に”逆行” 具体的には、2012年時に50歳の人