Windowsネットワークの基礎 「Windowsネットワークの基礎」は、これからWindowsネットワークの管理を学びたい初心者管理者を対象に、「Windowsネットワーク」について、その基本的な概念や使い方、運用方法、内部アーキテクチャ、トラブルシューティングなどについて解説するコーナーです。
ftpを使ってファイルを転送させ、その時間を測定すればネットワークの速度を測定できる。測定対象となるファイルはfsutilコマンドで簡単に作成できる。オーバーヘッドを少なくするためには、圧縮しておくとよい。 解説 ネットワークのパフォーマンス(ここでは単純に「単位時間当たりの最大転送量」の意味とする)を測定するにはさまざまな方法がある。単にファイルをコピーして、それにかかる時間から転送速度を求めたり、TIPS「ttcpでネットワーク・パフォーマンスを測定する」で解説したように、(ttcpなどの)速度測定用の専用プログラムを使う方法がある。前者は、どのマシンでも利用できるが、正確な転送終了までの時間や総転送量を求めるのが難しく、後者は専用のアプリケーションやコマンドなどをインストールしておかないと利用できないという問題がある。 本TIPSでは、より汎用性が高く、それなりに精度も高いネットワー
今回紹介するツール [ツール名]Microsoft Message Analyzer [対象]Windows 7以降、Windows Server 2008 R2以降 [提供元]マイクロソフト [ダウンロード先][URL]http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=44226[英語] 【※】2014年9月16日(日本時間)に新バージョン「Message Analyzer 1.1」が公開されました。本稿は「Message Analyzer 1.0」に基づいて記述しています。 TechNet Blogs > MessageAnalyzer > Announcing the Message Analyzer 1.1 Release![英語] Network Monitorから大きく進化したMessage Analyzer 「Mi
pingコマンドは、ICMPのEchoプロトコルを使った、IPパケットの到達可能性を調査するコマンドであり、TCP/IPにおける最も基本的なツールの1つである(pingの基本的な使い方については関連記事参照)。これを使うことにより、大ざっぱではあるが、ネットワークの速度(帯域)を調べることも可能である。本TIPSでは、その方法について解説する。 操作方法 ●どうしてネットワークの速度をpingで測定できるのか? pingコマンドを実行すると、ICMPのEcho要求パケットが指定されたIPアドレスに送信され、通常はそのICMPパケットがそのまま相手から返送されてくる。それと同時に、パケットを送信してから返ってくるまでの所要時間が表示される。ICMPやEchoパケットの詳細については、右上の関連記事を参照していただきたい。 Windows OSのデフォルトでは、pingで送信される「データサイ
各種のクラウドコンピューティング・サービスを筆頭に、既存のコンピューティング技術では短時間で処理することが困難な「ビッグデータ(膨大な量のデータ)」を扱うサービスが増え、その要素技術が一般企業にも身近なものとなりつつある。今回は、米フェイスブックや米グーグルなども注目する最新ネットワーク技術「OpenFlow(オープンフロー)」を扱う。 ITの世界では、コンピュータそのものだけでなく、ネットワーク分野でも大きな革新が起きつつある。それが「OpenFlow」だ。ルーターやスイッチ、ロードバランサー、ファイアウオールなどのネットワーク機器と、LANやWANの回線から成る企業ネットワークの構成変更が手間いらずになる。このため、サーバーやストレージの構成変更や増減、仮想マシンの作成なども容易になる。今後のネットワーク設計・運用に際して見逃せない選択肢だ。 OpenFlow技術には、まずは、扱うデー
Azure Web Appsの中を「コンソール」や「シェル」でのぞいてみる (2017/7/27) AzureのWeb Appsはどのような仕組みで動いているのか、オンプレミスのWindows OSと何が違うのか、などをちょっと探訪してみよう Azure Storage ExplorerでStorageを手軽に操作する (2017/7/24) エクスプローラのような感覚でAzure Storageにアクセスできる無償ツール「Azure Storage Explorer」。いざというときに使えるよう、事前にセットアップしておこう Win 10でキーボード配列が誤認識された場合の対処 (2017/7/21) キーボード配列が異なる言語に誤認識された場合の対処方法を紹介。英語キーボードが日本語配列として認識された場合などは、正しいキー配列に設定し直そう Azure Web AppsでWordPr
イーサネットのフレームを拡張して、数Kbytesのデータを1回で送信できるようにするジャンボフレーム。その仕組みや注意点について解説。 連載目次 ジャンボ・フレームで、ネットワークのパフォーマンスを向上させる ルータやネットワーク・インターフェイス・カード(NIC)など、最近のネットワーク機器の仕様を見ると、「ジャンボ・フレームをサポート」したという記述がよく見受けられる。これを使うと、多くのデータを一度に転送でき、パフォーマンスが向上する、例えばファイル・サーバやWebブラウザの速度が向上し、快適に使えるようになる、といったことを連想する。だがその一方で、「ジャンボ・フレームを活用するには、すべての機器がジャンボ・フレームに対応している必要がある」とも書かれているが、これは具体的にはどのような状態を指すのだろうか? ファイル・サーバにアクセスする場合はなんとなく分かるが、ではインターネッ
IPv4アドレスが枯渇し、今後はIPv6を使わざるを得なくなる!? 今からでも遅くない、Windows管理者のためのIPv6入門連載開始。 連載目次 IPv4アドレスの不足や枯渇などにより、最近にわかにIPv6に対する注目が集まっている。ただしTVの地デジ化などと違い、IPv4アドレスが枯渇したからといって、すぐに明日からインターネットが利用できなくなるわけではないので、まだIPv6を導入していない組織も多いだろう。現在すでにインターネットを利用している組織なら、そのまま現状のIPv4アドレスを使い続けていけばよい。 だがそれでも、そろそろIPv6導入の検討や準備などを始めておく必要はあるだろう。なぜならIPv4アドレスが枯渇した結果、そのうちIPv4アドレスの新規割り当てが受けられなくなるからだ。今後、例えば新しいネット・サービスを始めたり、新しいドメインなどを取得してサーバを設置したり
皆さん、こんにちは。 このコラムでは、ネットワークエンジニアとして活躍されている方を対象として、資格試験だけでは得られない実践的な技術テーマについて取り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 突然ですが、私の知人が以下のような現象に遭遇しました。なぜ、このようなことが起きるのか、わかりますか? FTTHのインターネット接続サービスを使用しており、公衆FTPでスループット測定を行うと85Mbpsくらい出ている。 しかし、無線LANを使用すると20~30Mbps程度の速度しか出ていなかった。 そこで今回、新しく802.11n対応の無線LAN内蔵ルータを購入した まず、ルータにFTPサーバを直接接続し、無線LANを倍速設定にしてスループットを測定したところ、約100Mbpsくらいでており、「さすがイレブンエヌだぜ」と期待が高まる ところが、実際にインターネット(FTTH)に接続す
■イーサネット 最も普及しているLANの接続方式である。OSI参照モデルでは、物理層とデータリンク層を規定している…… ■インターネット 複数のコンピュータネットワークを通信プロトコルで相互接続したネットワークの総称。TCP/IPをネットワーク層として、その上でHTTPやFTPなど各種アプリケーション層のプロトコルなどが動作し、音声や動画などさまざまな情報のやり取りを実現している……
LANの帯域が足りない---。仮想環境へ移行するときに突き当たる壁の一つである。1台の物理サーバーで多数の仮想サーバーを稼働させるため、一つのNICだけでは帯域が不足してしまうことがあるのだ。例えば、人事・給与計算ASP大手のエイチアールワンは、仮想化技術で約200台のサーバー集約を実施するに当たり、スイッチとサーバーの接続を100Mイーサネットからギガビットイーサネット(GbE)に増強した。 仮想環境を導入する際には、ほかにもネットワーク面で考えておくべきことがある。NICやLANスイッチの冗長化もその一つ。1台の物理サーバーに多数のシステムが載ることになる仮想環境では、障害の影響が及ぶ範囲が格段に広がる。このためNICにまで配慮した冗長化が欠かせない。実際、仮想環境の先進ユーザーであるアステラス製薬、エイチアールワン、ニチレイ(設計は日立フーズ&ロジスティクスシステムズ)、フーズネクス
●ホールのスイッチにPoEで給電し,電源ケーブル敷設の手間とコストを省いた ●ループ接続による障害を防ぐためスイッチの「ループ・ガード機能」を利用 東京ビッグサイトは,同社が運営・管理する「東京国際展示場」(東京ビッグサイト)を利用する主催者向けとして,新しいネットワークを構築し,テスト運用を続けている。設計のポイントは,展示場特有の課題を解決することだ。展示場のホールには多数の出展者のブースが並ぶため,それらを収容するには十分な帯域とポート数を確保しなければならない。数多くの末端スイッチの電源を確保したり,出展者によるループ接続の問題に備える必要もある。 各棟をギガの光ファイバで接続 東京ビッグサイトの刷新前のネットワークは,10BASE5や10BASE-T,ATM-LANといった古い技術をベースとしており,主催者の要望に応えられるものではなかった。そこで主催者は展示会を開くたびに,その
Japanese translation v.1.0.1 Copyright © 2001-2006 Oskar Andreasson Copyright © 2005-2008 Tatsuya Nonogaki この文書を、フリーソフトウェア財団発行の GNU フリー文書利用許諾契約書バージョン1.1 が定める条件の下で複製、頒布、あるいは改変することを許可する。序文とその副章は変更不可部分であり、「Original Author: Oskar Andreasson」は表カバーテキスト、裏カバーテキストは指定しない。この利用許諾契約書の複製物は「GNU フリー文書利用許諾契約書」という章に含まれている。 このチュートリアルに含まれるすべてのスクリプトはフリーソフトウェアです。あなたはこれを、フリーソフトウェア財団によって発行された GNU 一般公衆利用許諾契約書バージョン2の定める条件の
このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。
(1)二つの通信事業者の広域イーサでWANを完全冗長化 (2)4本のインターネット接続回線でトラフィックを均等に分散化 (3)認証ネットワークの導入で異動時の設定運用を省力化 ベネッセコーポレーションは,1955年に岡山市で福武書店として創立された。同社は通信添削講座「進研ゼミ」で有名だが,現在は子会社や協力会社とともに,教育,語学,生活,介護の分野で様々なサービスを提供する。 協力会社を含めると,ベネッセ・グループには約350もの拠点がある。同社のネットワークは東京と岡山の2カ所にあるデータ・センターを中心に,これらの拠点を接続している(図1)。また,同社は様々なコンテンツをインターネットで公開している。その膨大なトラフィックを流すため,岡山のデータ・センターを中心にインターネット接続回線を設けている。 東京と岡山の2カ所のデータ・センターを中心に,全国にわたる大規模ネットワークを構築し
ネットワークエンジニアの仕事って? ネットワークを学びたいけど何から学べばよいか分からない!! TCP/IPって何?ルーティングって何なのよ? Ciscoの資格、CCNAを取りたい!! 当サイトではそんなネットワークエンジニアを目指している方に向けて、ネットワークに関する情報を幅広く紹介し、そんな初心者ネットワークエンジニアのスキルの向上を目指しています。 トラブルにも動じないネットワークスキルを身につけよう! ネットワークに携わるエンジニア職に就きたいとお考えの学生の方や、ネットワークエンジニアの仕事に興味があって転職を考えているという方など、これからネットワークの技術を身につけていきたいとお考えのネットワークエンジニア予備軍に役に立つ情報を提供していきます。 ネットワークエンジニアのためのネットワークの基礎 イロハを学び始めて間もない方は、まず基礎をしっかり学ぶことから始めましょう。
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