マイクロソフトは2008年2月にも,サーバーOSの新版「Windows Server 2008(開発コード名:Longhorn)」を出荷する。約5年ぶりのメジャー・バージョンアップだ。目指したのは,「エンタープライズ級のシステム基盤に必要な品質の向上」。機能追加よりもむしろ,安定性,運用管理性など,大規模システムを構築・運用するために必要な,“いぶし銀”とも言える機能強化を施した。 目次 第1回 品質強化に重点,“いぶし銀”の新バージョン 第2回 安定性 -- 「用途限定」で稼働率を向上 第3回 運用管理性 -- やっと「コマンドライン時代」に 第4回 処理性能 -- 仮想化時代に向けて強化 第5回 3つの「素朴な疑問」に答える 【関連記事】より技術的な情報はこちらをご覧ください ・これだけは知っておきたい,Windows Server 2008