プロが指南 サーバー活用術---目次
会社の人事異動や仕事上の役割変更で，新たにサーバーのお守りを任されるという人もいるでしょう。ところが，パソコンはかなり使い込んでいた人でも，サーバーの管理というのはなかなか取っつきにくいものです。複数の人が同時に使うサーバーには，基本的に個人で使うパソコンとは違う別の常識があるからです。 この連載では，LinuxとWindowsという代表的なサーバーOSと，よく使うハードウエアについて，サーバー運用者が遭遇しがちな疑問をQ&A形式で答えていきます。これらの疑問を読んでいけば，自然とサーバーの運用に必要な知識が身に付くでしょう。 ブレード・サーバーを使う利点は？ Active DirectoryにDNSサーバーが必要な理由 メール・サーバー・ソフトはどれがいい？ アプライアンス機器を導入する利点は？ Windows Updateのように簡単に更新できませんか 企業ネットワークでXP Home
［電子証明書に潜む障害の種］証明書はインストールされているのに…
筆者は，10年以上にわたり，複数の顧客向けに電子認証局関連，および電子証明書を用いてユーザー認証を行うWebシステムの開発，および運用を行ってきた。電子証明書は，運用方法によってはエンドユーザーにとって扱いにくくなるケースも多く，予想外の問題とケースもある。今回はその経験の中から，何件かの事例について，現場の対応を含めて紹介してみたい。 「あるお客様が，電子証明書でWebサイトにアクセスしたら，証明書エラーの画面が出て，サービスを受けられないとおっしゃっています。システムに問題はありませんか？」 筆者が開発・運用に携わっているWebシステムを利用して法人の顧客向けにサービスを提供している，ある企業からの問い合わせが入った。 そのシステムでは，サービスの提供を希望する顧客に対して，その顧客が確実に存在することを審査した上で，顧客1人に対して1枚の電子証明書を発行している。電子証明書の用途とし
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