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2008年8月15日のブックマーク (9件)

  • 余談2- 伊藤計劃:第弐位相

    以下のセンテンスまたは類似の言葉を使っている映画評は信用できないorつまらない、というワードを淡々と列挙するよ。 ストーリーが読めてしまうからよくない エンターティメント(娯楽映画)としてはすばらしい 芸術としてはすばらしい 人物描写が浅い(薄い)からよくない 人物描写が深い(しっかりしている)からいい テーマが深いのでいい テーマが浅いのでよくない テーマが見えてこないのでよくない テーマが描けていないのでよくない ある社会との関連が薄いのでよくない ある社会をよくとらえているのですばらしい ある思想なり社会批評なりが描けていないからつまらない ある思想なり社会批評なりが描けているからよい 登場人物に感情移入できないからつまらない と書いている人。基的に、「自分が読めていないだけなのじゃないだろか」ということに疑いを差し挟まない系の言葉ばかりです。例を挙げると、「人物描写が浅い」という

    余談2- 伊藤計劃:第弐位相
  • 深町秋生の序二段日記

    今、広島にいる。 今日の朝、羽田空港から飛行機で移動。 午前中に喫茶店で原稿を書いてから原爆ドームと平和記念館に行く。平和記念館は新館と館があり、入場料大人50円と大変リーズナブル。泣く子も黙る原爆の資料館であるが、新館のほうは広島市全体の歴史が展開され、「はだしのゲン」的な世界を期待していたが、むしろドライで客観的に核兵器について解説されていた。「あれ、こんなもんなの?」と肩透かしをらったような感じがしたが、やはり館はすごい。これこそヒロシマである。被爆者の惨状をどーん。熱線で顔面が崩壊した姿がじゃーん。情念と怨念漂う展示品の数々(被爆者のリアル衣服など。当時の人たちはおそろしく小さい)にはやはり圧倒される。 それにしてものどかな街である。100万人都市とは思えないほど、繁華街もどこかのんびりとした空気が横溢していた。仙台や福岡の騒々しさに比べると、かなりコンパクトで古めかしさを感

    深町秋生の序二段日記
    stonedlove
    stonedlove 2008/08/15
    はだしのPerfume
  • 奇跡!ダダカン展のお知らせ: たけくまメモ

    ←ダダカン展・お知らせその1(大きいので別ウィンドウで開くで見てください) えー、「カンフー・パンダ」の感想を書こうと思っていたのですが、奇跡が起きてしまいましたのでそちらを先にお知らせしたいと思います。昨日、新潟で造り酒屋を営んでおられる鳥水亭木呂さんから「ダダカン展」のお知らせが届きました。チラシはA3サイズを二つ折りにした豪華なもので、「鬼放展」と名付けられた展覧会も、なんと銀座と高円寺の二つの会場にまたがって展示され、あわせて浅草・木馬亭で60年代の前衛芸術関係者を招いてシンポジウムを開くという超豪華なものです。 ←お知らせその2 ダダカン糸井貫二師の個展は、50年代から60年代にかけて10回くらいやったそうですが、ほぼそのくらいで、あとは読売アンデパンダン展や各種グループ展に参加した他は街頭での全裸パフォーマンスが主であり、人前で何かをやられたのも70年代末が最後だそうです。つま

  • 井口昇の「きっと男子ばっかり観るだろうから敢えて言うけど女の子集まれ!」:直井君、秋葉原事件の犯人はウンコを浴びれば良かったのに〜

    June 12, 2008 直井君、秋葉原事件の犯人はウンコを浴びれば良かったのに〜 先日の秋葉原通り魔事件には衝撃をうけた。 亡くなった方々のご冥福を心から祈ります。 最近起こる事件の数々には僕は同情できない。加害者の行動があまりに短略的で幼稚すぎる。 僕はどんな事があろうとも人は殺してはいけないと思う。たとえ孤独でも、人生に絶望したから人を殺すのは理由にならないと思う。 腹たつのは 何故通り魔が かよわき一般の人ばかり巻き添えにする事だ。どうせ自滅するなら もっと自分より強かったり 悪を対象する根性はないのだろうか。 今回の秋葉原事件の犯人はプライドが高すぎるし、カッコつけすぎて、孤独な人間の哀しさがない。人がもがき苦しんで努力すれば彼が抱える孤独なんて回避できたはずだ。 彼にはもっと自分を あえてカッコ悪い自分に陥れて欲しかった。へんなプライドなんか捨てるべきだった。 彼は孤独に苦

  • Rauru Blog » Blog Archive » モノローグとしてのSBM

  • ジュリアン・コープの日本ロック研究書 - 【B面】犬にかぶらせろ!

    JAPROCKSAMPLER ジャップ・ロック・サンプラー -戦後、日人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか- 作者: ジュリアン・コープ,奥田祐士出版社/メーカー: 白夜書房発売日: 2008/07/23メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 122回この商品を含むブログ (32件) を見る 伝説のミュージシャン=ジュリアン・コープによる「日ロック研究序説」。日ロック創成期の空白を埋める奇書、遂に邦訳。 これ何部刷ったんだろう。 ジュリアン・コープが「伝説のミュージシャン」ってとこで、まずダウト! だよな。 とはいえ彼の名前をググっても日語の情報なさ過ぎ。 【関連】http://d.hatena.ne.jp/yomoyomo/20070717/juliancope

    ジュリアン・コープの日本ロック研究書 - 【B面】犬にかぶらせろ!
  • 富野伝説:アルファルファモザイク

    「友だちをつくるため投資詐欺思いついた」 寂しがり屋の女性が市営団地を舞台に「口コミ」で59人から1億2000万円詐取 佐賀市

  • 自己啓発モンダイを考える。 - くらやみのスキャナー

    沢尻エリカモンダイ同様やや昔の話題となってしまうが、栗原裕一郎さんによる岡田斗司夫『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)の書評、及びそれに対するぶくまでの反応が非常に興味深かった。どこがどう興味深かったのかざっくり言うと、「自己啓発」「ライフハック」「GTD」というものに対する世間の評価・反応は賛否真っ二つだなあと。ほいで「自己啓発」というものの位置づけを自分なりに考えてみたのが下の図だがどんなものだろうか。その昔、60年代くらいだと、↓の赤く囲んだエリアに活力があったように思う。哲学・心理学と学生運動や市民運動。哲学も心理学もほとんどの人にとっては難解過ぎたはずだし、デモや投石を行って世界を変えられると思うのは、(当時としても)単純過ぎやしないかという懸念はあったはずだ。ただ、自分というものは複雑で把握し辛く、しかし世界はシンプルな方法で変えられるという認識は、概ね共有されていたのでは

  • こういうバカが“フェスティバル”を殺す。 - 想像力はベッドルームと路上から

    音楽に関しては“ネタにマジレス”を恐れないinumashです。 深町センセには悪いが、サマソニでPerfumeを見て、完全にオレはアンチPerfumeになることにした。 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20080811144621 何かみんな甘くないですか?ダメだよ、増田だからって甘やかしちゃ。バカにははっきり『バカ』って言ってあげないと。 元増田の行動を客観的にまとめると下のようになります。 嫌いなアーティストのために30分以上も前からフロアに陣取り、立つスペースが無い程のすし詰め状態の中アーティスト登場まで待ち続け、案の定ライブが良くないと文句を言い、さらに将棋倒しが起こるほどの異常状態をアーティストサイドの責任だと主張するだけでは飽き足らず、適当な言いがかりでそのファンまで揶揄する。 誰に頼まれたわけでもないの

    こういうバカが“フェスティバル”を殺す。 - 想像力はベッドルームと路上から