本作は高森顕徹による書籍「歎異抄をひらく」をアニメ化したもの。2016年に劇場公開されたアニメ映画「なぜ生きる」に続く作品で、鎌倉時代に書かれた仏教書「歎異抄」(たんにしょう)の著者と言われる唯円が親鸞と出会い、仲間たちとともに迷い悩みながら成長する姿を描く。 親鸞役には劇場アニメ初主演となる石坂浩二、唯円役には増田俊樹が名を連ねた。石坂は「素晴らしく美しい画面に負けぬ様に声で表現する難しさを感じました」とコメント。増田は「純朴でありながらも探究心を持った青年像を意識し、常に自身と向き合い考え続けることで、教えをさらに深く知っていく彼らしい直向きさを演じるように心がけました」と役作りについて述べている。 石坂浩二コメント