A global platform for emerging talent, i-D celebrates fashion, culture, individuality and youth.
こんにちは!「香港ガリ勉眼鏡っ娘ゲーマー」こと歐陽です。中国・香港・台湾を含む中華圏のゲームや映画、アニメなどの情報を発信し、社会事情を分析するコラム「中華娯楽週報」。第58回と第59回は、外国製映画として中国で前人未到の大ヒットを記録した米マーベルのスーパーヒーロー映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』をめぐる凄まじい盛り上がりを紹介し、その成功の理由を分析した上で、中国映画業界の最新事情を解説した。今回からは、中国の国産作品に焦点を移し、プロパガンダ要素のあるエンタメとその成果を検証する。 今年1月~3月、ある異色の国産アニメシリーズが公開された。『資本論』を著し、科学的社会主義を打ち立て、共産主義社会の到来を説いたカール・マルクスの一生を描いた『領風者(英題:The Leader。原題を意訳すると“潮流をリードする者”)』という作品だ。若者向けに、大手動画サイト「bilibili(ビリ
1965年の音楽劇「東方紅」のラストを飾る国際歌。このように、国際歌は古くから娯楽作品に頻繁に登場している。 こんな風に、国際歌はもはや「民族歌謡」となっている。「旧世界を打ちのめせ 奴隷たちよ立ち上がれ」「これは最後の戦いだ 明日までに団結せよ インターナショナルは実現させねばならないのだ!」などのロマンチックな歌詞は、「起て!奴隷となることを望まぬ人びとよ!」「一人ひとりが最後の雄叫びをあげる」と歌う国歌「義勇軍進行曲」にも通じており、愛党・愛国心を喚起している。国際歌はポップでロックな方向にも進化して、オシャレな歌となっている。歌詞が“敏感”なので歌唱が禁止されたという噂もあるが、信頼性のあるソースが存在せず、実際に国営テレビによるバラエティ番組など、近年のTV番組や映画にも国際歌がよく歌われるので、ある種のエンタメとして定着していると言えるだろう。 他にも、毛沢東などの肖像画をヘア
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く