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2020年6月30日のブックマーク (6件)

  • 1年間アルゼンチンのクラブシーンを見て思ったこと、感じたこと、そして現実 : DeltaBunny Blog

    アルゼンチンの首都はブエノスアイレスです。 ブエノスアイレスは、「ブエノスアイレス州(色の塗られた地域)」と「連邦首都ブエノスアイレス市 (中央の濃い緑部分だけ)」の2つの呼称があります。ややこしいですが、ブエノスアイレス州のなかに連邦首都ブエノスアイレスは地理的にありますが、州には所属していません。つまり特別区として連邦首都ブエノスアイレス市に分けられています。(イタリアとバチカン市国と同じ関係性) 現在のブエノスアイレスのレイブシーンは、ウェアハウスなど廃墟を占拠したパーティーよりも、Parqueと呼ばれる広い公園に機材を持ち込んだり、サウンドシステムとレーベルが協力し主催するものが多いです。そしてこれらは、連邦首都ブエノスアイレス市で開催されることが多かったです。 しかし、2016年薬物乱用死亡事故以来(国内音楽フェスにて薬物関連で5人が死亡)、クラブカルチャーに対する政府の監視が厳

    1年間アルゼンチンのクラブシーンを見て思ったこと、感じたこと、そして現実 : DeltaBunny Blog
  • In the studio with Scientist dubbing Khruangbin

  • 第7回 呉智英の徳倫理と「すべからく」論争

    左翼が来持っていたダイナミズムが失われて久しい。いまや自壊した左翼は「大同団結」を唱え、そのための合言葉を探すだけの存在になってしまった。怠惰な団結をきれいに分離し、硬直した知性に見切りをつけ、横断的なつながりを模索すること。革命の精神を見失った左翼に代わって、別の左翼(オルタナレフト)を生み出すこと。それがヘイト、分断、格差にまみれた世界に生きる我々の急務ではないか。いま起きているあまたの政治的、思想的、社会的事象から、あたらしい左翼の可能性をさぐる連載評論。 アーキテクチャー論も当事者研究も、それほど賢くもなく、強くもない、傷つきやすく弱い人間を前提としていた。社会学者の稲葉振一郎が指摘するとおり、「現実の人間はともすれば弱く傷つきやすく、十分な「徳」を備えてはいない、かといって全く「徳」を欠いているわけでもない、そのようなあいまいな存在なのだ、という問題」[1]に関心が集まっている

    第7回 呉智英の徳倫理と「すべからく」論争
  • 第3回 「選挙に行こう」とみんないうけれど。

    左翼が来持っていたダイナミズムが失われて久しい。いまや自壊した左翼は「大同団結」を唱え、そのための合言葉を探すだけの存在になってしまった。怠惰な団結をきれいに分離し、硬直した知性に見切りをつけ、横断的なつながりを模索すること。革命の精神を見失った左翼に代わって、別の左翼(オルタナレフト)を生み出すこと。それがヘイト、分断、格差にまみれた世界に生きる我々の急務ではないか。いま起きているあまたの政治的、思想的、社会的事象から、あたらしい左翼の可能性をさぐる連載評論。 選挙で正しい選択ができるほど、多くの有権者は政治的な知識を持っていない。このように指摘するのは、法学者のイリヤ・ソミンである。ソミンによれば、大学進学率の上昇など教育水準が上がり、インターネットなどで情報の入手も簡単になったのに、ここ数十年間ひとびとの政治的知識のレベルはおおむね低いままにとどまっているという[1]。 たとえば、

    第3回 「選挙に行こう」とみんないうけれど。
  • 第5回 大衆としてのネット右翼

    左翼が来持っていたダイナミズムが失われて久しい。いまや自壊した左翼は「大同団結」を唱え、そのための合言葉を探すだけの存在になってしまった。怠惰な団結をきれいに分離し、硬直した知性に見切りをつけ、横断的なつながりを模索すること。革命の精神を見失った左翼に代わって、別の左翼(オルタナレフト)を生み出すこと。それがヘイト、分断、格差にまみれた世界に生きる我々の急務ではないか。いま起きているあまたの政治的、思想的、社会的事象から、あたらしい左翼の可能性をさぐる連載評論。 「大衆の原像」という吉隆明の図式はいまこそ有効である。フェミニズムや歴史修正主義において、知識人がいくら言葉を尽くしても理解をえられないのは、知のあり方が異なるからである。 日では市民社会の考えが独自のかたちで受容され、「規範的理念としての「市民社会」」が成立したことは知られている[1]。吉隆明にとって丸山真男はそのような

    第5回 大衆としてのネット右翼
  • 他人を混乱させて責任を錯覚させる心理操作「ガスライティング」とは? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    音楽学校教師で産業カウンセラーの手島将彦が、世界の音楽業界を中心にメンタルヘルスや世の中への捉え方を一考する連載「世界の方が狂っている 〜アーティストを通して考える社会とメンタルヘルス〜」。第32回は、他人をコントロールする行動「ガスライティング」をテーマに産業カウンセラーの視点から考察する。 J.Coleの新曲「Snow On Tha Bluff」のリリックの中に、ラッパーのNonameをディスしたとも解釈できるラインが含まれているとして、騒動になりました。その際にChance The Rapperは「男は家父長制とガスライティングを建設的な批判として覆い隠そうとする」とJ.Coleに対して批判的なコメントを出しています。この「ガスライティング」という言葉ですが、まだ日では馴染みのない言葉かもしれません。ガスライティングとは、イングリット・バーグマン主演の映画「ガス燈」に由来する心理的

    他人を混乱させて責任を錯覚させる心理操作「ガスライティング」とは? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)