福島原発集団訴訟の判決後、「勝訴」などと書かれた紙を掲げる原告団ら=仙台高裁前で2020年9月30日午後2時34分、和田大典撮影 東京電力福島第1原発事故当時、福島県や隣県に住んでいた約3600人が国と東電に総額約210億円の損害賠償などを求めた集団訴訟の控訴審判決で、仙台高裁(上田哲裁判長)は30日、1審・福島地裁判決(2017年10月)に続いて国と東電の責任を認めた。賠償額は1審判決の約5億円を約10億1000万円に大き…
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『プリズナー・イン・マイ・ホームランド』のワンシーン COURTESY OF THIRTEEN PRODUCTIONS LLC <プレイヤーはアメリカ人として戦争に協力するか、不当な扱いに抗議するかといった選択を迫られる> 「ミッションUS」シリーズは、PBS(公共テレビ放送網)が提供する無料のインタラクティブ歴史教材。黒人奴隷やアメリカ先住民、ユダヤ人移民など、アメリカ史における難しい問題を、ロールプレイングゲームの形で10代の子供たちに「体験学習」してもらう試みだ。 この9月公開のシリーズ最新作『プリズナー・イン・マイ・ホームランド』は、16歳のヘンリー・タナカの目を通して、第2次大戦中の日系アメリカ人の苦難を紹介する。 真珠湾攻撃によって太平洋戦争が始まると、多くの日系アメリカ人はそれまで住んでいた家から立ち退きを命じられ、強制収容所での生活を強いられた。ワシントン州のベインブリッジ
米米CLUB。言わずと知れた超有名バンドである。紅白出場、レコード大賞受賞、日本武道館や東京ドームでライブ、CDのミリオンセラーなど、多くのミュージシャンが抱く夢を実現させた。 そんな米米CLUBの初期メンバーで、ブレイク直前にバンドを去った人物がいる。博多めぐみ(58歳)さんだ。ステージで力強くギターをかき鳴らしていた女性と言えば、「ああ、あの!」と思い出すファンもいるのではないか。 「ときたま思うんです、米米CLUBを辞めていなかったらな、って。もちろん思ったからって、メンバーに戻れるわけはないのですが、もう一度ステージで光り輝きたい。ロックスターとして武道館に立ちたいんです」 取材場所である新宿のロックバーで、博多さんはそう話す。ここは週に1回、彼がアルバイトをしている店でもある。米米CLUB脱退後、約25年も音楽活動から遠ざかっていた博多さんは、2017年から親子ほど年の離れた元ア
ここに1本のテープがある。古いカセットテープを恐る恐るカセットデッキに入れ、再生ボタンを押したら、激しいビートと粗削りな歌が勢いよく飛び出してきた。 ザ・ルースターズのバイオグラフィーには“雑誌 『ROCK STEADY』主催のテープ・コンテスト「ステディ・ロック・ファンクション全国大会」に出場、ロック・ステディ賞を受賞”という記述が時々、出てくる。おそらく「ROCK STEADY」という名前は出ているものの、既に廃刊、いまとなっては古書店やオークションでの入手も困難である。まさに幻の雑誌だろう。同誌は海外アーティストだけでなく、日本のアーティストも扱っていた。それもフォークなどではなく、日本のロックである。時節柄、パンク、ニューウェイブなども積極的に紹介している。また、楽器メーカーがスポンサーになっていた関係で、有名プレイヤーによる楽器講座なども掲載されていた。青山純や土方隆行、鷺巣詩郎
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