先週、3回目の処理水の放出が始まった福島第一原発。放出自体は計画通り進む。 しかし、処理過程で作業員の被ばくが発生。東京電力の作業マニュアルや情報発信に問題があり地元の不信が高まっているほか、廃炉の本丸、燃料デブリの試験取り出しでも計画見直しの可能性。 処理水放出開始後の福島第一の廃炉の課題について水野倫之解説委員が解説。 周辺の海水のトリチウム濃度は最大で1Lあたり22㏃と、東電の放出停止基準を下回っているほか、水産庁による魚の検査も検出限界値未満と、放出自体はほぼ計画通り。 しかし中国による日本の海産物の輸入停止で、今年9月の中国向け輸出額は、ホタテやナマコがゼロとなるなど影響が続く。 ただ地元福島の漁業はヒラメなど常磐モノの価格に変動はなく、風評被害はみられていない。 今後も風評を抑制するには、東電がトラブル無く計画通りに作業をすすめ、濃度などの正確な情報をすみやかに発信することが大
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