電気料金に関わり取材を続けてきましたが、今回は北海道でも再稼働に向けた審査が進められている原発についてです。原発災害時にいかに避難するかについて3月12日の「NHKニュース おはよう北海道」でお伝えしました。いま能登半島地震をきっかけに、道内でもこの避難計画が十分なのか、議論が巻き起こっているのです。 このようにアナウンスされたのは、蘭越町の宿泊施設。 先月14日、北海道は町と原子力災害に備えた避難訓練を行いました。今回の訓練のテーマは外国人の避難誘導で、説明は多言語で翻訳しながら行われ、この日は施設から歩いて避難所に向かう手順などを確認しました。参加した外国人からは翻訳してくれて安心できた」という声が寄せられました。原発が3基立地する北海道では、こうした訓練を重ねてきましたが、能登半島地震をきっかけに備えは十分なのか不安の声が上がっているのです。 「本当にいままで訓練を何回かやっているが