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ブックマーク / www.thefuturetimes.jp (3)

  • ステレオタイプなイメージを越えて MAREWREW×後藤正文た | TheFutureTimes

    アイヌの伝統歌「ウポポ」の再生と伝承をテーマに活動するグループ、MAREWREW(マレウレウ)。 彼女たちが肌で感じる不寛容な社会。そのなかで自由に響くアイヌの歌。 押し付けられる「アイヌ」というイメージについて思うこと。 後藤 「MAREWREWはアルバムを出したばかりですね」 Mayunkiki 「そうなんですよ。前のフルアルバムはいろんな楽曲が入ったりして遊びがあったんですけど、今回は聞いてくださって分かるとおり、遊びがないので」 後藤 「ハードコア・アイヌだなって思ったんです(笑)。ハードコア・ウポポとも言ったんですけど。前作はポップスに歩み寄ろうという意思のあったアルバムで。その路線でもっと開けた作品になるのかなと思っていたら…」 Mayunkiki 「うん。閉じましたよね。当に、制作過程としては、同じような気持ちでやってたんですけど、やっぱりMAREWREWが10年、10年経

    ステレオタイプなイメージを越えて MAREWREW×後藤正文た | TheFutureTimes
  • 東北から“50年後の日本”を描く | 対談:赤坂憲雄×後藤正文 | TheFutureTimes

    震災以降、誰もが強く意識し、様々に語られるようになった“東北”。しかし、私たちは当にこの土地のことを知っていると言えるだろうか? 長いあいだ日の〝辺境〟として位置づけられてきた東北の歴史をたどりながら、復興のビジョン、そしてその向こうにある日の将来像を見つめ直す—— 後藤「僕がこの新聞を作った動機にも関わってくるんですが、おそらく震災や原発事故についての人々の声は正しく歴史に残らないのではないかという直感があります。政府が残していく大文字の歴史とは別に、きちんと人々の声を残そうとしたとき、民俗学というものがヒントになるんじゃないかと、僕の頭の中に浮かんだんです。そこで民俗学者で〝東北学(※1)〟を提唱されてきた赤坂さんのお話をうかがいたいなと思いました」 赤坂「なるほど。ただね、震災を経て、僕の東北についてのイメージはガラッと変わってきているんです。おのずとすべてのことは『3.11』

    東北から“50年後の日本”を描く | 対談:赤坂憲雄×後藤正文 | TheFutureTimes
  • 祝島、1148度目の祈り | TheFutureTimes

    瀬戸内海への玄関口となる、山口県東部にある柳井港。祝島への定期船『いわい』が日に2、祝島から柳井港へは日に3が運航している。船に揺られること1時間と少し。小さく見えていた島が次第に大きくなっていく。 港から島を見渡すと、その景色は南国の町並みを想起させる。石積みを漆喰で固めた練塀。密集するように、寄り添うように建てられた家屋は平屋が多い。島特有の強風、そして直撃することも多い台風対策。先人たちの知恵だ。 家と家の隙間を、縫うように広がる細い道は迷路のよう。車が通れるのは、海沿いの道くらい。あちこちでが日向ぼっこしている。 カブをお借りして、急勾配の坂を越え、常緑樹のビワ畑を抜け、島の南端を目指す。 15分も走れば、城壁のような棚田が広がっていた。そこは“平さんの棚田”と呼ばれ、観光名所にもなっている。平萬次さんの祖父・亀次郎さんが、90年前に「米さえありゃあ生きていける。子供や孫のた

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