NTTドコモは、31日に開催された決算会見の中で、「新たな成長を目指したドコモの変革とチャレンジ」と題したプレゼンテーションを行った。2012年度までを一区切りとした端末・サービス開発の方向性が示された。 NTTドコモ 代表取締役社長の山田 隆持氏は冒頭、「モバイル市場は変革点を迎えている。量的な飽和の一方で、質的には進化の余地がある。成熟期にどう満足度の向上につなげていくのか。端末・ネットワークの進化とともに、質的な面でまだまだ市場は伸びていく。オープンでグローバルな、多種多様なプレイヤーが参加し、市場が高度化・多様化されることを事業機会ととらえている。そうした2012年度に向けた取り組みをまとめた」と語り、今後4年の取り組みと方向性を示した。 ドコモは2008年の4月に「新ドコモ宣言」を発表し、ブランドロゴの刷新から全国1社体制への移行まで、大きな見直しを実施している。これらの取り組み