2019年3月11日のブックマーク (3件)

  • 寺田寅彦 流言蜚語

    長い管の中へ、水素と酸素とを適当な割合に混合したものを入れておく、そうしてその管の一端に近いところで、小さな電気の火花を瓦斯(ガス)の中で飛ばせる、するとその火花のところで始まった燃焼が、次へ次へと伝播(でんぱ)して行く、伝播の速度が急激に増加し、遂にいわゆる爆発の波となって、驚くべき速度で進行して行く。これはよく知られた事である。 ところが水素の混合の割合があまり少な過ぎるか、あるいは多過ぎると、たとえ火花を飛ばせても燃焼が起らない。尤も火花のすぐそばでは、火花のために化学作用が起るが、そういう作用が、四方へ伝播しないで、そこ限りですんでしまう。 流言蜚語(ひご)の伝播の状況には、前記の燃焼の伝播の状況と、形式の上から見て幾分か類似した点がある。 最初の火花に相当する流言の「源」がなければ、流言蜚語は成立しない事は勿論であるが、もしもそれを次へ次へと受け次ぎ取り次ぐべき媒質が存在しなけれ

    stratos1976
    stratos1976 2019/03/11
    “適当な科学的常識は、事に臨んで吾々に「科学的な省察(せいさつ)の機会と余裕」を与える。”
  • 太陽黒点スケッチデータベース :: 国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo

  • 「『おれたち偉い病』にかかっている」 石破氏、安倍政権を疑問視 小林よしのり氏の討論イベント

    漫画家の小林よしのり氏(右)らと議論する自民党の石破茂元幹事長=10日午後、大阪府吹田市(奥原慎平撮影) 自民党の石破茂元幹事長は10日、大阪府吹田市で、漫画家の小林よしのり氏が開いた討論イベント「ゴー宣道場」に参加し、横畠裕介内閣法制局長官が参院予算委員会で野党議員の質問姿勢を批判したことに触れ「(安倍政権に関わる)みなが『おれたち偉い病(びょう)』にかかっているのではないか」と述べ、政権全体の雰囲気に疑問を呈した。 また、石破氏は、安倍晋三首相が目指す2020(平成32)年までの憲法改正について「日程的に厳しい」と重ねて強調した。 戦力不保持を定めた9条2項の改正が必要との持論を展開し「(9条の2に)自衛隊を書くだけなら2項と矛盾する。実におかしな法律になる」とも語り、首相を牽制(けんせい)した。 石破氏は、改憲議論をめぐり「安倍首相は『皆さん、自衛官の子供が泣いて帰っているんです』と

    「『おれたち偉い病』にかかっている」 石破氏、安倍政権を疑問視 小林よしのり氏の討論イベント
    stratos1976
    stratos1976 2019/03/11
    “「石破氏は論理が通っていてよく分かる(略)」と述べ「ポスト安倍」を目指す石破氏を持ち上げた”論理が通っているのは大前提あるいは最低ラインなのだが、産経の視点からは持ち上げているように見えるのだろう。