16日の反日デモで、参加者が暴徒化した中国南部、広東省の広州では、警察が、11人を日本車を壊すなどした疑いで拘束するなどしたと発表し、反日デモによるこれ以上の混乱を抑え込みたい思惑があるものとみられます。 広州では、16日の反日デモで、参加者が日本総領事館の入るビルに突入しガラスを割るなどしたほか、別の場所で日本車をひっくり返して壊すなどしました。 警察は、参加者のうち、28歳の無職の男など10人を、日本車を壊したり店舗のガラスを割ったりした疑いで、現場で拘束したほか、河南省出身の30歳の無職の男を看板を壊した疑いで行政拘留の処分にしたと、17日、発表しました。 警察は、反日デモが次第にエスカレートする中、15日、「デモの機会を利用して物を壊すのは違法行為であり、その法的責任と賠償責任を断固として追究する」と警告していました。 しかし、広東省では、このほか、日系企業が多い※深センでも、暴徒