自民党の小泉進次郎農林部会長は1日、日本記者クラブで講演し、持論の「こども保険」の必要性を訴えた。子ども世代の安定的財源確保が目的。厚生年金保険料の利率に0・1%ずつ上乗せし、将来的に0・5%として、0~5歳の教育費無償化につなげる。財源規模は最低でも約3400億円。進次郎氏は「高齢者を社会で支える体制は整っているが、子どもは未整備。消費増税でやれというのは政治の現実を見ていない。子どもを産みにくい、育てにくい社会を続けるのは責任の放棄」と訴えた。 離党届を出した小池百合子東京都知事に関する質問には、「一般論で言えば、政治家には戦う政治家、戦わない政治家がいる。私が好きなのは戦う政治家」と述べ、「お世話になりました。これからも頑張ってください」とエールを送った。