ユーロ売り／株売りは一服、自律反転の域［東京 １８日 ロイター］ １８日の金融市場ではユーロがいったん下げ止まり、株価が小反発している。ユーロは短期間で大きく下げたため、利益確定の買い戻しが入っている。 ただ、欧州当局からは通貨安をけん制する発言が聞かれないことから、市場参加者は依然としてユーロの下値を見極めたいとしている。ドル金利もじり高基調で推移、リスク回避志向が転換したとはいえない状況が続いている。 ＜欧州当局、ユーロ安容認か＞ 為替市場ではユーロが下げ一服だが、欧州当局がユーロ安を容認しているとの見方が広がっており、ユーロの底打ち感は出ていない。ユーロ／ドルは前日の約４年ぶり安値である１．２２３４ドルでいったん下げ止まっているが「利益確定の買い戻しが入っただけで、ユーロが底を打ったわけではない。１．２０ドルの下値が意識される」（国内金融機関）。 市場では、欧州当局の姿勢に関心が集まっている。「当局は、ユーロの下落ピッチ
