大阪府警東署による任意の取り調べで暴言を浴びたとされる会社員の男性(35)=大阪府吹田市=が22日、府警刑事特別捜査隊に窃盗容疑で逮捕された。捜査関係者への取材でわかった。 男性の代理人弁護士によると、男性は「やってない」と容疑を否認しているという。府警幹部は「証拠もあり、起訴するに値する容疑だ。違法な別件逮捕ではない」としている。男性は、脅迫罪に問われた東署の高橋和也警部補(34)の3月30日の公判で、取り調べについて意見陳述することが予定されている。 捜査関係者によると、男性は2009年12月末〜10年1月上旬ごろ、勤務先の会社にあった新品のパソコンと周辺機器(計約20万6千円相当)を盗んだ疑いが持たれている。1月9日に大阪市内の店舗でこのパソコンが約10万2千円で売却された際、男性の運転免許証が身分確認で提示されていたという。 男性は09年12月に女性が落とした財布を着服した疑