NHKが1日にエープリルフールのジョークとして公式ツイッターで過激な発言をし、利用者の批判を受けて文章を削除、謝罪していたことが2日、分かった。 同局によると、1日午前0時ごろ、NHK広報局の職員がツイッター「@NHK_PR」で「NHKと民放が合併して国営放送になった。着物を着たアナウンサーが絶叫気味にニュースを伝える予定」などとつぶやいた。虚報とはいえ、実在の国を連想させる内容。「公共放送として内容が不快」との批判が数件あったため、同局は「一部の方に不快な思いをさせた。思慮不足で大変申し訳ない」とおわびを掲載し、本文を削除した。NHK広報局は「いささか度が過ぎた。今後は内容に注意したい」としている。 このツイッターは09年12月に始まり、フォロワー数は現在約44万人。【土屋渓】