18日、沖縄県の尖閣諸島の魚釣島に日本人2人が上陸したことについて、羽田国土交通大臣は、19日の閣議の後の記者会見で、19日中に軽犯罪法違反の疑いで海上保安庁から警察に被害届を提出する考えを明らかにしました。 18日、尖閣諸島の魚釣島に日本人男性5人が乗った漁船が近づき、このうち2人が泳いで島に上陸し魚釣島に1時間ほど滞在して日の丸を掲げました。 これについて、羽田国土交通大臣は、記者会見で「尖閣諸島については、政府方針であらかじめ認められた場合を除き上陸を禁止している。今回は、この方針に反したもので、軽犯罪法違反で処罰する意志を被害届という形で表したい」と述べ、19日中に海上保安庁から警察に被害届を提出する考えを明らかにしました。 また尖閣諸島では、18日に続き19日も中国当局の船が日本の領海のすぐ外側にある「接続水域」を航行していることについて、羽田大臣は「警備には万全を期していきたい