世界最大の交流サイトを運営するアメリカのフェイスブックは、アプリを利用する際の認証手続きに個人情報が自動的に提供されることを懸念する声が強いことから、匿名でアプリに登録できる仕組みを発表しました。 これはフェイスブックが30日、アメリカ西部のサンフランシスコで開いた開発者向けのイベントで発表したものです。 フェイスブックを通じてアプリの利用者登録を行う場合、「フェイスブックでログイン」というボタンをクリックするだけで簡単に認証手続きを済ますことができます。この方法については、新たに個人情報を入力する手間が省けるとしてアメリカのほか日本でも利用が広がっていますが、フェイスブック上の個人情報が自動的にアプリの開発会社に提供されていることから、プライバシーの問題を懸念する声が出ていました。 このためフェイスブックは、アプリを利用する際に、匿名でアプリの認証手続きができる仕組みを開発したもので、通