ウクライナ東部の要衝マリウポリ。 ロシア軍による激しい攻撃で深刻な被害がでていますが、その詳しい状況はわかっていません。 ボイチェンコ市長は今週、NHKの単独インタビューに答え、犠牲者が2万人を超えると明らかにしました。 インタビューの詳細です。 まさに“地獄”が存在した Q.マリウポリ市内はどのような状況ですか? 「『地獄はどのようなものなのか』と考えることがあるとすれば、まさにマリウポリにはその『地獄』が存在した」とほぼすべての人が同じように話すと思います。 被害が大規模に及んでいて、街の再建には数か月ではなく数年が必要となるでしょう。 日本は空から爆弾が落ちたときのことをご存じかと思います。 まさに第2次世界大戦と同じことを、今やマリウポリが体験しているのです。