今年も、匿名掲示板サイト「2ちゃんねる」の存在感は大きかった。 2ちゃんねるから発信された情報は、良きにつけ悪しきにつけ頻繁にニュースとなり、マスコミをにぎわした。本質的にカオスであるとされるインターネットを、象徴するような存在。そんなサイトの管理人である西村博之(ひろゆき)氏に、今年起こった出来事を振り返ってもらった。 根強かった「電車男=ひろゆきのヤラセ説」 ──2005年を振り返るにあたり、やはり避けては通れないのが「電車男」のブームでしょう。2ちゃんねる発のこの純愛物語は、書籍化され、映画化され(6月10日の記事参照)、ついにはテレビドラマ化され、いずれも商業的に一定のヒットを収めました。 ひろゆき 映画は、なんとかなるだろうと思っていたんですよね。小説を、2時間の映画にしただけだから。しかしテレビは、12話に無理やり広げて、それでいて視聴者にそれなりに受け入れられるものにした。テ
ドワンゴは11月14日、携帯電話向けネット情報サービスを展開する新会社「ニワンゴ」を設立した。取締役に「2ちゃんねる」管理人の西村博之氏を迎えた。ドワンゴは「従来の携帯電話コンテンツの枠にとらわれない新サービス作りに取り組む」としている。 新会社の資本金は9000万円で、ドワンゴが75.1%を出資。代表取締役には杉本誠司・ドワンゴ事業開発部第二セクション担当部長が就任した。「2ちゃんねる検索」を運営する未来検索ブラジルと、コンテンツ制作のCELLも資本参加した。 ドワンゴが携帯電話キャリア各社の公式サイト向けサービスを手掛けてきたのに対し、新会社は「勝手サイト」と呼ばれる一般サイトに特化してサービスを展開する。ドワンゴグループはニワンゴと共同で、広告収入よる無料コンテンツサービスの基盤を構築、一般サイト向け事業の拡大を図っていく。 サービスのクオリティ向上などを図るため、日本最大級の掲示板
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