【KHOU】近年、米国各地にて、皮膚の下を寄生虫がはい回るといった奇妙な症状を訴える患者たちが増加、しかし医師らはその病気の存在を認めておらず、問題になっているという。現在、この病気は患者らの間で、モルジェロンズ病(Morgellons Disease)と呼ばれ、テキサス、フロリダ、カリフォルニアなどにおいて患者が確認されているという。モルジェロンズ病が初めて記録されたのは今から三〇〇年前に遡る。しかし現在まで、その存在は謎のままであり、何ら医師による治療も行われていないのである(写真は患者の皮膚から発見されたという繊維質の物体)。 シェルアル・スピラー(59)もモルジェロンズ病患者のひとりである。彼女はこの病気に罹ったことより、以前に比べ上手く歩くことが出来なくなったという。「小さな白い虫が耳から出てくるんです。中でうずいているのを感じるので綿棒で耳をつつくと、それが出てくるんです。」ス