新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、ウイルス検査で陰性と確認され症状がみられなかった乗客の下船が19日から始まりました。厚生労働省によりますと、19日一日で443人が船を下りたということです。 これまでに621人の感染が確認された横浜港に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内には、17日正午の時点で3100人の乗員と乗客が残っています。 厚生労働省は全員にウイルス検査を実施し、このうち結果が陰性で14日間の健康観察期間内に症状がみられなかった乗客の下船を、19日午前から始めました。 船を下りた乗客の中には、大きな荷物を持った夫婦や家族連れとみられる人たちもいて、船に残っている人たちに手を振っていました。 ふ頭の駐車場に待機していた10台以上のバスは順次出発し、10人近くを乗せた1台目のバスは、横浜駅近くのバス停留所に午前11時40分ごろ到着しました。マスクを