総務省の「携帯電話値下げ議論」が決着――1GBプランが登場し、実質0円がなくなる?:石野純也のMobile Eye(12月7日~18日) 安倍晋三内閣総理大臣の命を受け、総務省で検討が進められていた「携帯電話の値下げ議論」が、ついに決着した。10月からタスクフォースで議論を続けており、その「とりまとめ」が12月16日に発表された。合わせて18日には、総務省から「スマートフォンの料金負担の軽減及び端末販売の適正化に関する取組方針」が出されている。 この取組方針に従い、総務省は、大手3キャリアへの要請を18日中に行った。今後のスケジュールは、2016年2月以降に販売の適正化の窓口を設置して状況を把握、年度内にはガイドラインが策定される見通しだ。タスクフォースでは同時に、MVNOの振興策も検討されていたが、「加入者管理機能」と呼ばれる「HLR/HSS」も、「開放を促進すべき機能」に位置付けられた