ムチで打つ、輸血の拒否…宗教団体「エホバの証人」のこうした教義が“宗教虐待”にあたるとして、宗教2世らを支援する弁護団が報告書をまとめました。教団で輸血拒否などの教えを広める立場にいたという元幹部が20日夜、語った実態とは――。 ◇ 20日夜、キリスト教系の宗教団体『エホバの証人』の元幹部の男性が、顔を出してzeroの取材に応じました。 「よろしくお願いします」 「エホバの証人」元幹部 根尾さん(仮名) 「私は『長老』という立場で、医療機関連絡委員という、さらに『選ばれたグループ』の中に所属して、輸血拒否に関する活動をしていた」 佐藤梨那キャスター 「選ばれた人しかなれない?」 「エホバの証人」元幹部 根尾さん(仮名) 「そうですね」 教団幹部として、「輸血拒否」などの教えを広める立場だったといいます。 「エホバの証人」元幹部 根尾さん(仮名) 「都合のよい情報だけ、信者たちに流しているの
『エホバの証人』の元2世信者らを支援する弁護団は20日、こども家庭庁に、エホバの証人の実態調査の報告書を提出しました。教団の“教義”による行為は、厚生労働省が昨年末に定めたガイドラインに違反し、“宗教虐待にあたるおそれがある”としています。 エホバの証人問題支援弁護団・田畑淳弁護士:「継続性、組織性いずれの問題についても、これは過去の問題ではなく、現在、なお続いてる問題であると言えます」 エホバの証人は、キリスト教系の宗教団体で、日本の信者は約22万人に上ります。 弁護団の調査には、現役信者や元2世信者ら581人が回答。医療機関などに示す『輸血拒否カード』を持っていたと答えた人は、8割以上に上りました。教義に従わなかったなどで、鞭打ちをされたことが「ある」と答えた人も、9割以上に上りました。 エホバの証人調査報告書:「母親が笑顔でガスホースを持って『これを薦められたの』と見せてきた光景を今
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く