『エホバの証人』の元2世信者らを支援する弁護団は20日、こども家庭庁に、エホバの証人の実態調査の報告書を提出しました。教団の“教義”による行為は、厚生労働省が昨年末に定めたガイドラインに違反し、“宗教虐待にあたるおそれがある”としています。 エホバの証人問題支援弁護団・田畑淳弁護士:「継続性、組織性いずれの問題についても、これは過去の問題ではなく、現在、なお続いてる問題であると言えます」 エホバの証人は、キリスト教系の宗教団体で、日本の信者は約22万人に上ります。 弁護団の調査には、現役信者や元2世信者ら581人が回答。医療機関などに示す『輸血拒否カード』を持っていたと答えた人は、8割以上に上りました。教義に従わなかったなどで、鞭打ちをされたことが「ある」と答えた人も、9割以上に上りました。 エホバの証人調査報告書:「母親が笑顔でガスホースを持って『これを薦められたの』と見せてきた光景を今