USBメモリーやSDカードといったリムーバブルメディアでファイルシステムをNTFSにすると、情報ファイルの更新など書き込み作業が増える。フラッシュメモリーの特性上、書き込み回数が増えれば寿命は短くなる。しかし、NTFSだと使える機能が増えるのも事実だ。長所と短所を理解したうえで使うならありだ(図1)。 図1 USBメモリーのファイルシステムをNTFSに変更すると、アイドル時に読み書きが増える。フラッシュメモリーの特性を考えると良くない。ただし、利用できる機能は増える リムーバブルメディアのフォーマット時のファイルシステムは、FAT32、exFAT、NTFSの3種類から選べる。その違いは図2の表の通り。4GB超のファイルを扱えるのは、exFATとNTFSで、今使うならこの2択だ。exFATは、パソコン以外にもHDDレコーダーやテレビなど、ほかの多くの家電でも読み書きできる。一方で、NTFSは
