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ブックマーク / number.bunshun.jp (20)

  • アントニオ猪木が最後に食べた料理は「オークラのヴィシソワーズ」だった…盟友が明かす“猪木の愛した逸品”「オニオンリング、できる?」(原悦生)

    2023年2月20日に生誕80周年を迎えた故・アントニオ猪木さん。昨年10月1日に79歳でこの世を去った燃える闘魂は、世界中の“うまいもの”を味わい尽くした美家でもあった。50年間にわたって猪木さんを撮り続けたカメラマン・原悦生氏が、「アントニオ猪木が愛した味」をNumberWebで紹介する。(全5回の5回目/#1、#2、#3、#4へ) ◆◆◆ 都内有数のラグジュアリーホテルであるオークラ東京(The Okura Tokyo)。かつてアントニオ猪木は前身のホテルオークラ東京の別館(現在は営業終了)を定宿とし、10年ほど住んでいた。アメリカと日を往復しながら、1年の約3分の1はオークラに泊まっていたので、「住んでいた」という表現が適切だろう。 猪木は当時、かなり長い時間をホテル内の『バー ハイランダー』で過ごしていた。「猪木に会いたければ、ハイランダーに行けばいい」と言ってもいいくらいだ

    アントニオ猪木が最後に食べた料理は「オークラのヴィシソワーズ」だった…盟友が明かす“猪木の愛した逸品”「オニオンリング、できる?」(原悦生)
  • 美しい腹筋が話題に…三笘薫25歳が明かす“筋トレの中身”「週2回ジムで、スクワットは100kg超を5回…大谷翔平さんレベルではないですよ」(木崎伸也)

    サッカー 海外サッカー プレミアリーグ 美しい腹筋が話題に…三笘薫25歳が明かす“筋トレの中身”「週2回ジムで、スクワットは100kg超を5回…大谷翔平さんレベルではないですよ」

    美しい腹筋が話題に…三笘薫25歳が明かす“筋トレの中身”「週2回ジムで、スクワットは100kg超を5回…大谷翔平さんレベルではないですよ」(木崎伸也)
  • 「“体にやさしい”は思い込み」伊達公子が批判… 日本で5割を占める“砂入り人工芝”コートと、育成の大改革案とは(山口奈緒美)

    昨年12月16日、伊達公子は日テニス協会の役員数名とともに名古屋市役所を訪れていた。同市の河村たかし市長などに宛てて、ある要望書を提出するためだ。 2026年に愛知県で開催されるアジア競技大会でテニス会場となる東山公園テニスセンターのコートサーフェス(材質)に関する要望書だった。同テニスセンターは大会の開催基準に合わせて現在の砂入り人工芝コートからハードコートへ改修されるが、大会終了後にまた元のサーフェスに戻す予定だという。普段の利用者たちにアンケートをとったところ、戻してほしいという意見が多かったためだそうだ。この情報を耳にした協会が出した要望書の内容はつまり、「ハードコートのまま残してほしい」というものだった。 日の5割を占める「砂入り人工芝コート」 これは伊達が取り組もうとしている『日のテニス環境の整備』の根幹に関わる事柄でもある。日のテニスコートの5割を占めるこの砂入り人工

    「“体にやさしい”は思い込み」伊達公子が批判… 日本で5割を占める“砂入り人工芝”コートと、育成の大改革案とは(山口奈緒美)
  • ダルビッシュが続ける歴史的快投。すでにMLB史上1位の記録は……。(広尾晃)

    読者各位は、ダルビッシュ有が歴史的な快投を続けていることをご存じだろうか? 現地8月29日のレッズ戦は、6回を投げて7安打されたものの8奪三振2与四球、自責点0。ナショナル・リーグのハーラートップの6勝目(1敗)を上げた。 ちなみにこの試合はダブルヘッダーの1試合目。今季はダブルヘッダーは7イニング制となっている。ダルビッシュは最後の1イニングをクローザーのジェフレスに任せて降板した。 この日の時点で、防御率はブレーブスのマックス・フリードの1.35に次ぐ2位、奪三振はレッズのソニー・グレイ、ナショナルズのマックス・シャーザーの55、レッズのトレバー・バウアーの54に次いで4位の52をマークしている。 日人初サイ・ヤング賞も狙える。 また奪三振数を与四球数で割った「K/BB」ではカブスのチームメイトのカイル・ヘンドリクスの8.50、メッツ、ジェイコブ・デグロムの7.00に次いで3位の6.

    ダルビッシュが続ける歴史的快投。すでにMLB史上1位の記録は……。(広尾晃)
    success-happy
    success-happy 2020/09/02
    「ダルビッシュ」
  • フェデラー「あれこそがテニスさ」大坂なおみがガウフに見せた敬意。(山口奈緒美)

    女子テニス界の未来を担う大坂なおみとガウフが、一緒にインタビューに答える。2019年全米を象徴するシーンになった。 今、あの人の言葉を引用するのは時期はずれかもしれないが、大坂なおみの元コーチのサーシャ・バインは大坂が1回戦敗退を喫したウィンブルドンでこう言っていた。 「半年前までできていたことが、今できないわけはない。ちょっと自信をなくしているだけだよ。何かのきっかけで自信さえ戻ってくれば、すぐにまた強いなおみになる」 もうチームの一員ではないし、今は別の選手についている自分が話すべきではない、と遠慮しながらの当たり障りのない内容ではあったが、大坂が持つ3つのタイトルの全てをともにしたコーチの言葉には今なお力を感じた。 問題はその<きっかけ>がどこにあるのか、だった。ハードコート・シーズンに入ってからも、トロント、シンシナティと連続してベスト8止まり。全米オープンで連覇を狙う女王としては

    フェデラー「あれこそがテニスさ」大坂なおみがガウフに見せた敬意。(山口奈緒美)
  • 優勝したジョコすら羨むテニス人生。37歳のフェデラーは走り続ける。(山口奈緒美)

    過去、ウィンブルドン決勝で2度フェデラーを破っているジョコビッチ。2人の激闘は、当分の間、続きそうである。 1年前のウィンブルドン初日、前年優勝者のロジャー・フェデラーは、囁かれていた噂通りにナイキからユニクロのウェアに装いを変えてセンターコートに颯爽と姿を現した。 天候に邪魔さえされなければ、初日のセンターコートの第1試合は午後1時の入りと決まっている。フェデラーの登場とともに、ユニクロはこの衝撃的な契約を正式に発表する予定だった。フェデラーは、そのニュースの配信時刻を13時8分にしてほしいと要望したという。 「8」はフェデラーのラッキーナンバーで、これは嘘のような当の話だ。 試合のコートにはいつも8のラケットを持ち込み、彼が長年の代理人とともに2013年に立ち上げたマネージメント会社の名前は「Team 8」だ。2年前にウィンブルドンV8を達成したときには、「8」に自分の顔イラスト

    優勝したジョコすら羨むテニス人生。37歳のフェデラーは走り続ける。(山口奈緒美)
  • 伊達公子が没頭した修士論文の中身。砂入り人工芝は日本テニスの大問題。(内田暁)

    「違和感」の種が胸にできたのは、思い返せば、初めて世界に飛び出した頃だという。 “新時代のテニスコート”の触れ込みで砂入り人工芝が登場したのは、伊達公子が、高校生の頃だった。 身近なところで一気に普及したのは、1985年の神戸ユニバーシアード。イベント会場の神戸総合運動公園のテニスコートが砂入り人工芝になり、以降はジュニアや高校の大会も、砂入り人工芝で開催される機会が増えた。 「悪天候にも強い」がそのコートの売りではあったが、伊達が思い出すのは、「水たまりがある中でプレーした」という記憶。また、足元が滑りやすく、球速もバウンド後に落ちるという「ネガティブなイメージ」だった。 “新世代のコート”への違和感。 もちろん当時のそれは、あくまで一個人が抱く印象にすぎない。だが高校卒業と同時にプロとなり、ヨーロッパやアメリカでプレーする機会が増えていく中で、“新時代のコート”が実は、国外には全くと言

    伊達公子が没頭した修士論文の中身。砂入り人工芝は日本テニスの大問題。(内田暁)
  • イチロー引退会見で読み取れた、番記者たちの“地獄”と信頼関係。(プチ鹿島)

    記事を書いたデイリーの小林記者はイチローがメジャー1年目の2001年に初めて野球を担当したという。そんなルーキーに当時27歳のイチローは容赦なかったと振り返る。 《「次どうぞ」、「それ、答えなきゃいけないかな」。記者の質問をことごとくはねつける。無言でスルーされる。そこまで厳しくされる理由が分からなかった。》(デイリー・3月22日) それから3年後に初めて単独インタビュー。イチローが求めていたのは「プロフェッショナル」だったことを知る小林記者。 後年、「(あの頃は)地獄でした」とイチローに語ったという。引退を伝える記事の最後は「イチローには感謝の言葉しかない」。 「僕に鍛えられたんだから……」 同じ紙面には「'94年~'97年までオリックス担当」の記者が、 《記者泣かせの選手だった。》 《想定通りにやりとりが進んだことなんてなかった。》 《「学級新聞じゃないんだから」。時に叱られ、呆れられ

    イチロー引退会見で読み取れた、番記者たちの“地獄”と信頼関係。(プチ鹿島)
  • 体育会系の上下関係はもう古い。大学ラグビー帝京と明治の共通点。(多羅正崇)

    大学選手権を9連覇している帝京大学ラグビー部。その王者を猛追する昨季準優勝の明治大学ラグビー部。両チームには、共通点がある。 部内にいわゆる“体育会系”の厳しい上下関係がないのだ。 先駆者は、岩出雅之監督率いる帝京大ラグビー部。その“脱・体育会系”の取り組みは、競技の垣根を越えてよく知られている。 最たるものが、上級生の雑用担当だ。掃除など日々の雑務を上級生が行なっている。 試合当日の準備、撤収作業もしかり。帝京大グラウンドでの開催では、その日の公式戦にスタメン出場する4年生が、テントの設営、フラッグを設置する姿も見られる。 1年は履修科目が多いからこそ。 では帝京大の1年生は日頃どうしているのか。 「1年生は授業や練習が終わってからは、“自主練”といいますか、自由な時間が与えられます」(平井将太郎/NTTコミュニケーションズ、2017年度卒) 大学1年時は履修科目が多くなる。環境変化のス

    体育会系の上下関係はもう古い。大学ラグビー帝京と明治の共通点。(多羅正崇)
  • 山本昌「中高生にスライダーは危険」大谷・マエケンは投げなかった。(氏原英明)

    高校生や大学生投手に関する記事を読んでいて、ふと疑問に思うフレーズがある。 それは「完成度」という言葉だ。 かくいう筆者もかつてはその言葉を使用してきた人間なのだが、あの男のメジャー挑戦で、高校生や大学生の時点で「完成度」は語るべきではないという確信に至った。 あの男とはもちろん、エンゼルスへの入団が決まった大谷翔平である。 メジャーで二刀流が継続できるかどうかも注目されるが、今回は彼のピッチングについての考察である。 大谷の持ち球と言えば、最速165kmのストレートと鋭く変化するスライダー、落差のあるフォーク、時折挟むカーブだ。ストレートについてはわざわざ語ることもないが、スライダーの変化、フォークの落差も彼のピッチングを支えるツールだ。常時160kmを超えるストレートとのコンビネーションで鋭い変化球が来ては打者はひとたまりもない。 高校時代、大谷は意識的にスライダーを投げなかった。 実

    山本昌「中高生にスライダーは危険」大谷・マエケンは投げなかった。(氏原英明)
  • 人間の体の中身は左右対称ではない。菊池雄星が始めた「左特有の投げ方」。 - プロ野球 - Number Web - ナンバー

    プロ野球における大型左腕の伸び悩みが顕著だ。 180cmを優に超え、アマチュア時代には150km近い球速を出していた選手が、プロ入り後なぜか球速が落ちていくケースが多い。 球速ランキングを見ても上位は右投手ばかりで、左投手だと今季158kmをマークした菊池雄星(西武)くらいしか見当たらない。 そんな育成が難しい大型左腕の中で、なぜ菊池は着実に成長しているのか。そのヒントを、彼の取り組みから探りたい。 実は菊池の球速は、今も伸びている。2年前に157kmを計測したが、26歳になった今季、自己最速を更新した。彼が今もなお進化中であることを示す数字だ。 以前から「左と右」の感覚の違いを認識していた。 持続的な成長の陰にはピッチングコーチ・土肥義弘の存在がある。逐一菊池の投球をチェックし、ともにフォームを作り上げる。2人の共同作業がもたらした影響は計り知れない。 2人の信頼関係はもちろん素晴らしい

    人間の体の中身は左右対称ではない。菊池雄星が始めた「左特有の投げ方」。 - プロ野球 - Number Web - ナンバー
  • 青学を強くした「筋肉の優先順位」。ひねりは不要、腕立てはしない!?(戸塚啓)

    出雲駅伝、全日大学駅伝に続き3冠をなしとげた青山学院大学。入学後の選手たちの成長が、他大とは一線を画している。 青学の襷には、中野の名前も記されている。 そうした積み重ねによって、青学の選手たちは安定した効率の良いランニングフォームを手に入れていった。それはまた、ケガをしにくいフォームを身に付けることでもある。フィジカルトレーニングの充実によって、故障による離脱も少なくなった。中野らがチームに加わった2014年度のシーズンから箱根駅伝の連覇がスタートし、ついには学生駅伝3冠を達成したのは、決して偶然ではなかったのだろう。 もっとも、フィジカルトレーニングの成果を、数値化することはできない。それこそは、フィジカルトレーナーにスポットライトが届かない大きな理由だが、当事者たちは知っている。フィジカルトレーニングの重要性とその絶大なる効果を。 箱根駅伝で青学の選手たちがつないだ襷には、部員全員

    青学を強くした「筋肉の優先順位」。ひねりは不要、腕立てはしない!?(戸塚啓)
  • 今、サッカー界で話題の“中西塾”。指先から眼球に及ぶ、異例の指導法。(木崎伸也)

    「シュートを打つとき、銃の引き金を引く直前の手の形にすると、 より正確に蹴ることができます」 中西哲生(スポーツジャーナリスト、元プロサッカー選手) 今、秘かにサッカー選手の間で話題になっている指導法がある。 その発案者は中西哲生。名古屋グランパスエイト(現・名古屋グランパス)と川崎フロンターレでプレーした元Jリーガーだ。 中西と言えば、TVやラジオで活躍するコメンテーターとして知られているが、その一方でサッカー技術を独自に研究する指導者としての顔がある。そして骨格・筋肉・神経・内臓・呼吸・血流・脳という視点から、オリジナルの指導法に行き着いた。 日本代表を含む10人ほどの選手が集う“中西塾”。 中西塾、とでも言おうか。 現在、男女含めて、約10人の選手を教えている。その中には日本代表もいる。 選手がオフで帰国したときに直接指導することもあれば、動画を送ってもらって国際電話でアドバイスす

    今、サッカー界で話題の“中西塾”。指先から眼球に及ぶ、異例の指導法。(木崎伸也)
  • 運動会での組体操、やめたほうがいい? - 言わせろ!ナンバー - Number Web

  • 恐ろしく密度の濃いストレート負け。ナダルにあり錦織圭に無いものとは?(秋山英宏)

    「(メジャー大会で身体に)痛いところもなく戦えたことは、昔はなかったこと。身体が強くなっているのを感じています」と試合後にコメントした錦織。 恐ろしいほど密度の濃いラリーだった。 全豪オープン4回戦、第16シードの錦織圭は、男子ツアー随一のストローカー、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)に真っ正面から打ち合いを挑んだ。 両者の前回の対戦は昨年の全仏オープン。全仏のレッドクレー(赤土)と全豪のハードコートでは、ボールの弾み方が大きく違う。ハードコートの特徴である球足の速さを生かすために、錦織は速攻を仕掛けた。一方のナダルも全豪のコートにプレーを適応させて、いつもより低い弾道の速いボールを繰り出してきた。 両者が放つボールの速さ、深さと角度、そして動きのスムーズさが尋常じゃない。思い出したのが、このロッド・レーバー・アリーナ(全豪のセンターコート)で何度も見てきたナダルとノバク・ジョコ

    恐ろしく密度の濃いストレート負け。ナダルにあり錦織圭に無いものとは?(秋山英宏)
  • 1試合でMLB投手1年分の酷使度!米指標で見る、マー君160球の衝撃。(生島淳)

    一を決めた瞬間の田中。星野監督は試合後に「考えられないような継投なんだけれども、どうしたって田中が行くと言うのでね。最後はあいつ(田中)がふさわしいだろうと。彼に託した」とコメントした。 “日シリーズ第6戦、田中将大、160球を投げる” “翌日の第7戦、連投で15球を投げ、セーブをマークする” このニュースを聞いたメジャーリーグのスカウトで、「田中推し」の人たちは生きた心地がしなかったのではないか。 アメリカでは、あくまで肩は消耗品。完全に回復することはなく、消しゴムのように擦り減っていくと考えられている。 日のマスコミ報道では、肩の消耗は感覚的なものでしかないが、アメリカでは肩の消耗度を図る数式がある。 決して科学的なものではないのだが、投手の酷使という点での「指標」になっている。 「田中の160球」をこの数式に当てはめてみると、驚くべき数字が導き出された。 “Pitcher A

    1試合でMLB投手1年分の酷使度!米指標で見る、マー君160球の衝撃。(生島淳)
  • <Qちゃん、トレイルランに挑戦> 高橋尚子×山本健一 「山で走ることは、山で遊ぶこと」(NumberDo編集部)

    自然に囲まれた山で走るのは、絶対に気持ちいい――。 以前からトレランに興味を持っていた金メダリストが、 日を代表するトレイルランナーと共に駆け、 走ることの楽しさと人間の潜在能力について語り合った。 日発売の雑誌Number Do『日百名山を再発見~あの山はもっと遊べる!~』、山登りの楽しみ方を様々な角度から探った今回の特集から、 高橋尚子さんと“山走りの達人”山健一さんの体験記を特別に公開します! 現役時代、走ることを誰よりも追求したQちゃん。そんなマラソンの女王に山を走ることについて教えてくれるのは、爽やかな笑顔がトレードマークのトレイルランナー、山健一さん。高校教師をしながら、山を走ることを誰よりも楽しんでいる33歳だ。 高橋 今日はよろしくお願いします。山は初心者なので色々と教えてください! 山 こちらこそ。僕も高橋さんから「走ること」について聞きたいです。 高橋 今か

    <Qちゃん、トレイルランに挑戦> 高橋尚子×山本健一 「山で走ることは、山で遊ぶこと」(NumberDo編集部)
  • 車いすテニスの王者、国枝慎吾の偉業。(吉松忠弘)

    車いすテニスでシングルス世界ランク1位の国枝慎吾が、9月18日から米サンディエゴで行われた車いすテニス世界ツアーの全米オープンに優勝。史上初めて年間グランドスラム(4大大会全制覇)を達成する快挙を成し遂げた。国枝は、初戦から決勝までの5試合で、失ったゲームがわずか7という圧倒的なプレーを披露した。車いす操作はもちろんのこと、力強いスピンと滑るスライスを打ち分けるストローク、サーブやリターンからネットを奪う技術など、現在の世界の車いすテニス界で、飛び抜けた強さを誇る。 車いすテニスの世界ツアーは、'92年に11大会で始まり、今年は、32カ国で126大会が行われている。一般のテニスと同じように、賞金もあり、世界ランクも毎週発表される。世界のテニス界では、身障者のスポーツというカテゴリーより、一般の単複と同じような種目の一つという扱いだ。運営統括団体も、一般のテニスと同じ国際テニス連盟(ITF)

    車いすテニスの王者、国枝慎吾の偉業。(吉松忠弘)
  • <欧州を震撼させたニッポン人> 川島永嗣 「大量失点でMVPの理由」(中田徹)

    Number779号では、「5人の“突破者”たち」として、宮市亮、指宿洋史、 川島永嗣、細貝萌、瀬戸貴幸ら、異国で挑戦を続けるニッポン人の足跡を辿りました。 Number Webでは、今季、サポーターが選ぶ『プレイヤー・オブ・ジ・イヤー』に選出された川島永嗣選手(リールセSK/ベルギー1部)の記事を特別に全文公開します。 ちびっ子記者の激しい突っ込みが混じった質問に、川島は両手を叩きながら爆笑した。 これはリールセがファンサービスで開いた『模擬記者会見』の時の模様だ。リールセのサポーター連合会長、マルク・デ・ノエル(54)は、オランダ語を流暢に操りながら子供たちとコミュニケーションを取った川島の姿を思い出しながら目を細めた。 「川島はたいした奴だ。オランダ語は大変難しい言語なのにもう自由にしゃべっている」 今季、リールセの正GKとして活躍した川島はすっかりサポーターのハートをつかみきった。

    <欧州を震撼させたニッポン人> 川島永嗣 「大量失点でMVPの理由」(中田徹)
  • <三浦知良と香川真司の往復書簡> 香川選手との初対戦に秘められた不思議な縁。(Number編集部)

    香川真司 1989年、兵庫県生まれ。'06年C大阪に入団。'09年にJ2得点王となり、'10年にブンデスリーガ、ドルトムントへ。リーグ前半戦は全試合先発し8ゴール。アジア杯2011では日本代表の10番をつけ、準決勝の韓国戦まで全試合に先発出場。チームを決勝に導いたが、韓国戦後に右足小指付け根の骨折が発覚、今季の復帰は絶望的とみられている。 僕は今、ドイツのドルトムントに移籍して、ようやく半年が過ぎようとしています。チームはブンデスリーガで首位を独走していますし、ここまでは何とかいいリズムでプレーできています。 僕が、カズさんのことを初めて認識したのは、小学校1年生のころでした。特にカズダンスにはものすごく影響を受けた記憶があります。あと、シザースのフェイントもよく真似をしていましたね。その2つはカズさんの十八番ですから、特に印象に残っています。 実を言うと、僕はカズさんと小学校1年生の時に

    <三浦知良と香川真司の往復書簡> 香川選手との初対戦に秘められた不思議な縁。(Number編集部)
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