■その他の写真ニュースはこちら 俳優の田村正和が、スペシャルドラマ『球形の荒野』(今秋2夜連続放送・フジテレビ系)で主演を務めることが16日、わかった。原作は故・松本清張氏の同名小説で、脚本は『踊る大捜査線』シリーズなどで知られる君塚良一氏が担当。今作で田村は、役作りのために自慢の長髪をバッサリ。田村は「これだけ短いのは、いつが最後か覚えていない。周囲から『カワイイ』と言われたくらい」と心境を明かしている。 同作で田村は、昭和20年にスイスの病院で胸を患い死去と発表された中立国公使館の元・一等書記官・野上顕一郎を熱演。第二次世界大戦が終結し、「もはや戦後ではない」と言われるほどすさまじい速度で復興の道を歩んでいた頃、「亡霊」ともいうべきある1人の謎多き男性が登場したことによって、それに伴う波紋と、揺れ動く家族の心情をきめ細やかに描く。田村は「原作も素晴らしいですが、台本を読んだ時、あの原作