ケイブ、元取締役による不正行為が判明したと発表 開発会社経由でキックバック 被害金額は2900万円 調査委員会を設置し刑事告訴も視野に ケイブ<3760>は、本日(5月29日)、4月3日に辞任した元取締役により不正行為が行われていたと発表した。 同社によると、新規事業開発の責任者であった元取締役が発注権限を悪用し、懇意にしていた外注先へのシステム開発とゲーム開発で割高な発注を繰り返し、その外注先から元取締役が代表を務める個人会社にキックバックを行い、会社に損害を与えたとのこと。不正行為の対象期間は2014年5月から2015年1月と見られており、2015年3月下旬に表面化したという。 現在社内調査で判明した限りでの不正行為による被害金額については約2900万円程度と見込まれており、設置した調査委員会による調査結果を踏まえ、影響額が明らかになった時点で速やかに開示する、としている。 ■調査委員