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「お仕事は何ですか?」 初対面の人との会話でありがちなこの質問、いい加減やめたいと思っている人に朗報です。ブログ「Wise Bread」では、代わりに「何をしている時が楽しいですか?」と聞くのを勧めています。 数年前にスウェーデンへ行った際、知り合いの女性と夕食をとっていました。そこで私は、人生でやったことがないような質問をしたのです。それ以来、私の世間話の概念は変わりました。 膝にナプキンをかけながら、何をして生計を立てているのかという「仕事の話」を振られるだろうと彼女が思っている時に、私は彼女の一連の動きを止めるような、意表をついた別の質問をしました。 「どんなことにワクワクしますか?」 彼女は目を見開き、私をしばらく見つめていました。しばらく間があいたので、私は言葉が通じなかったのか、それとも何か文化的に触れてはいけないことを聞いてしまったのかと恐れはじめていました。 すると彼女は拍
ミッドナイトフライトで日本に帰ってきました。モントレーで開催されたIRPS(Internaitonal Reliability Physics Symposium)で竹内研からは3件で発表しました。 学会中は自分の発表以外は、ホテルにこもって、仕事ばかり。 特に、西海岸の夜が日本の昼なので、連日、Skypeでミーティングをしたり、資料を作ったり。とうとう、徹夜になってしまった。 深夜便の中でも仕事して、朝の5時について、帰宅して、また仕事です。 大学の研究者の自分がそこまでしゃかりきに仕事をしなくてもいいのかもしれないけど、何とか、日本の電機やIT産業を復活させたい。 その思いだけで、企業や大学の間の調整をする毎日です。 その中で、どんな組織からも出てくるんですよね、ルールばかり気にする人が。 石橋を叩きに叩いて、最後は叩き割る。 いつも結論は、「やめましょう」になる人が。 私は今まで、大
僕がいま働いている会社の部署には、日本人だけでなく外国人も結構いる。こういう環境で働いていて常々知りたいと思っていたのは、外国から来て日本で働いている人は、日本の職場環境や労働観について、どのように感じているのだろうかということだ。いま僕が働いている会社は外資系の企業というわけではないので、基本的には日本式の職場環境や仕事観により運営されているが、こういうのは彼らの常識から照らすと、かなり不合理なものに見えるに違いない。 先日参加した会社の飲み会で、オーストラリア出身の方と話す機会があったので、ちょっとこの問題について聞いてみることにした。予想通りの答えなのだけど、直接聞くと「あぁ、やっぱりそうだよねぇ」と思わずにはいられない。以下に、一問一答形式で話した内容をまとめる。 Q:日本人の働き方についてどう思う? A:働き過ぎ。ものすごく忙しい。こんなのはオーストラリアでは考えられない。 Q:
会社員の最大のリスクは「上司」――なぜ?:仕事をしたら“10年後のサラリーマン”が見えてきた(後編)(1/4 ページ) 仕事をしたら“10年後のサラリーマン”が見えてきた: 「2023年」と聞いても、まだまだ時間はたっぷりあると思う人も多いだろう。しかし環境変化のスピードは速い。私たちの親が生きてきた時代とは、きっと違う働き方が求めらているはずだ。10年後の社会はどうなっているのか?――そのヒントを探るために、藤原和博さんに話を聞いた。聞き手はBusiness Media 誠編集部の土肥義則。全3回でお送りする。 藤原さんに話を聞く前に、彼の経歴を簡単に紹介しよう。藤原さんは1978年、大学を卒業後、リクルートに入社。30代前半で営業本部長に就任し、その後は欧州にも駐在した。40歳のときに同社を退社し、会社とパートナー契約を結び「フェロー」(客員社員)に。そして47歳で、東京都では義務教育
まさかと思いますけど、「自分の強みを活かして勝負する」のが「いい作戦だ!」と思ってる人はもういませんよね? この「自分の持っている価値あるものを活かして○○する」という発想法のリスクや限界については、しっかり意識しておいたほうがいいです。 だってこれ、あきらかに「供給者視点」であって「消費者視点」じゃないでしょ。 そこが致命的なんです。 ↓こう書けばわかるかな。 供給者視点=自社の持つ圧倒的に優れた技術を活かして、商品開発! 消費者視点=消費者が熱狂するほど欲しがるものを、世界中から他社の技術を集めてでも開発! どうですか? 前者と後者の典型的な会社名、すぐに思い浮かぶでしょ? 前者は「差別化が大事」とか思ってるけど、後者は差別化なんて気にもしてない。 「差別化」ってのは対競合の視点であって、対顧客の視点の言葉じゃないから。 競合と顧客、まずはどっちを見るべきなのか、よくよく考えたほうがい
2013年02月13日10:00 カテゴリ雑感 いまボクが就活しても受かる気がしない こんにちは。UNITEDのベンチャーキャピタリストの丸山です。 先日に飲んだ中で新卒採用について企業側から捉えたトレンドなんかについて話を聞いて、うちのインターンが大学3年生ということで就活事情についてちらっと聞いてみたので、それらを混ぜ合わせて考察してみようかなと。 まず最初に大学卒業生の数ってどんな感じなのかが気になって調べてみたのがこちら (出典:文部科学省「中学校卒業者、高等学校卒業者、短期大学卒業者及び大学卒業者の進路の推移」及び「学校基本調査-平成24年度(確定値)結果の概要- 調査結果の概要(高等教育機関)」) これを見ると2000年代以降はだいたい54~56万人くらいが卒業しているのがわかります。この調査でこのうち10~12%くらいの人が大学院に進学するとなっていたりするわけです。 逆に1
「成長」という言葉を使うと、なんだか意識が高くて背中のあたりがムズムズしてしまうのだが、今日はそんな「成長」について少し書こうと思う。 まず、最初に「成長」という言葉の意味を明らかにしたい。ここでは、単純に「現在の自分が出来ないことが、出来るようになること」と定義したい。また、「成長」を見返りにした不当な搾取的労働は、絶対に是認できないということも表明しておく(成長とかいらないからまずは残業代ちゃんと払えよなど参照)。 こういう前置きをした上で、今日書きたいのは、「人は、別に苦しまなくても成長できる」という話だ。「成長」を謳うベンチャー企業などは、「仕事は辛いことも多いです。でもその分、大きく成長できます」ということを言ったりする。こういう話を聞いていると、「成長」は苦しんだ先にしか存在しないように思えてしまうが、決してそんなことはないということを今日は書きたいと思う。 まず、人が成長する
去年の8月に成立して、今年の4月1日からいよいよ施行される「改正・高齢者等の雇用の安定等に関する法律」(既存の法律の一部改正)。 成立した時も話題になってたけど、これってほんとにエグイよね。 週刊 東洋経済 2013年 1/26号 [雑誌] 出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2013/01/21メディア: 雑誌 クリック: 8回この商品を含むブログ (2件) を見る 簡単に言えば、これからは正式に「定年を60歳から65歳に延長します」ってことなんだけど、それだけでなく、 ・「希望する全員を65歳まで雇い続ける必要がある」とか、 ・「グループ会社にも同じ仕組みを適用しろ」=子会社はもちろん、関連会社に社員を移しても義務を逃れられない ・「義務を守らない会社名は公表する」 などと、めっちゃ気合が入ってる。 65歳まで、グループ会社の社員も含めて全員雇えなんて、それなりに強く言わないと
どちらかというとネガティブな方向に状況を考えがちな私にとって、リスクを恐れず積極的に事業展開をするポジティブ思考の経営者というのは羨ましくて、個人的には「いや、もうその市場は天井が見えているし、いま参入しても収益は得られないだろう」と思って投資しないような事業でも平気で進出する。しかも、自力でだ。 手広くいろんなことをやるというのは、事業意欲が旺盛なことの表れであって、それは非常に良いことだろうと客観的には思う。IT系だったかと思えば飲食店、金融、環境ビジネス等々、話題になり直近収益になりそうなところには何にでも手を出す。いままで畑違いだったはずのゲームビジネスに参入したり、そうかと思えば大規模ソーラーだ不動産仲介だとあれこれやっていて凄い。上場が近いのか、管理系の人間をたくさん採用している。そう頻繁には会わないが、あれだけたくさんリリースを出しているのなら、相当はぶりは良いのだろう。 と
仕事の超基本スキルとして、下記のふたつを挙げてきましたが、 その1)マルチタスク・マネジメント その2)生産性の高い伝え方の修得 3つめは、「問題は解くモノだと理解すること」です。スキルというより態度というか、姿勢ですね。 仕事の中で、問題を「避けるものだ」とか、「あってはならないものだ」と思っている人がいます。 前者は問題を起こさないようにするため、ひたすら意思決定を先延ばして一切のリスクを取ろうとしません。だから問題も起こらないけど成果もあがらない。 一方、後者の人は問題を隠蔽したり、見ても見ぬ振りをしたり。時には部下を叱りつけ、「ばかやろう、問題をおこしやがって!」と怒鳴ったりもします。 これって両方とも大事なことがわかってないよね。根本的に間違えてます。 そもそも仕事とは、「問題を解決する」ことなんです。 だから「問題が起こる」のは大前提。 売上げが予想通り上がらない、売上げは上が
世界でダントツ最下位!日本企業の社員のやる気はなぜこんなに低いのか? http://diamond.jp/articles/-/30488 この記事によると、世界各国で社員のやる気を調査したところ、日本人は31%と最下位だったそうである。どうしてこんなにダントツでやる気が低いのだろうか、という考察に記事は進んでいくが、僕はむしろ、31%もやる気がある人がいることに驚いた。やはり、社畜の国は違うなと思わずにはいられない。 この記事では、日本人社員がダントツでやる気が低い原因を分析し、成長がどうだとか、貢献がどうだとか、エンゲージメントという概念があって、それでいて経営理念が云々と、とにかくよくわからない考察がツラツラと書かれているが、はっきり言って、ここに書かれていることはほとんど社員のやる気とは関係ないだろう。日本人社員のやる気が諸外国に比べてダントツで低い理由は、端的にその劣悪な労働環境
働く女性が、「仕事を楽しむ人」を彼氏にしたいワケ:仕事をしたら“モテ”が見えてきた(1/6 ページ) 「なぜ自分には、彼女がなかなかできないのか」と悩んでいる男性も多いのでは。中には「イケメンではないから」「安月給だから」「高学歴ではないから」といった原因があるからだと思い込んでいる人もいるだろう。しかしそうした思い込みは“間違っている”かもしれない……そんなデータがあるのだ。 「仕事を楽しんでいる男性はモテる」――。JTBモチベーションズが行った調査で、こんな結果が出た※。働く女性の3人に1人は「仕事を楽しむタイプ」を恋人にしたいそうだが、なぜこうした男性がモテるのか。同社でコンサルタントをしている菊入みゆきさんに話を聞いた。聞き手は、Business Media 誠編集部の土肥義則。 仕事を楽しむタイプが人気 土肥:「働く女性って、どんなタイプの人が好きなのかな?」――。そんなことを悶
数日前に話題になった、ヨーカ堂の「正社員半減」に関するニュースを読んでいたら、そのあまりにも酷い中身に腹が立ってきた。 ヨーカ堂「正社員半減」の挑戦 パートに託す命運 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1902K_Z11C12A2000000/?dg=1 ヨーカ堂のやっていることは、単なる業績悪化に伴う人件費削減にすぎないのだが、それがまるで美談であるかのような書きっぷりをしているところが、いかにも日本の「労道」という感じがする。給与や待遇よりも、やりがいがある仕事を与えることが一番いい、とでも言うかのような書きっぷりである。 特に酷いと思ったのが、以下の部分。 能力とやる気を引き出すには正社員以上に強烈なインセンティブが必要だ。今回の改革でも上級職「ベストリーダー」を新設する予定だが「給与体系の見直しなどはこれから」(ヨーカ堂)。 人件費を抑えな
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「少しは自分の頭で考えろ!」 「言われたことだけじゃなくて、考えて仕事しろ!」 おそらくマネジャーの皆さんなら、こんな言葉を一度や二度は(いやもっともっと)部下に投げかけたことがあることでしょう。この台詞はいったい、日本中の部下と上司の間で毎日何千回繰り返されていることでしょうか。 単なるうさ晴らしで言っているのならともかく、もしマネジャーの皆さんが部下には自分で考える習慣を付けてほしいと本当に願っているのであれば、この言葉は部下の成長には何の効果もないということを知るべきでしょう。なぜなら、「頭を使う」とか「考える」という行為は、「走る」や「投げる」という行為とは違って、目に見える行動ではないからです。 走るや投げるといった目に見える行動で
数日前から 「イクメン、弁当男子」は、なぜ出世できないか という記事がバンバン炎上しております。 はてなブックマークに生息しているはてぶ民も激怒、Togetterで日夜人様の独り言を読んでいる暇な人々も今回は激怒しております。 この記事は • 今の若いものは草食 • 今の若いものはガッツが無い • オレの時代はもっと大変だった という「団塊テンプレ」に沿って若い者の怒りのボタンを高橋名人真っ青な連打で押しまくって盛大に自爆しているわけです。 日本の若い者は • 非正規雇用とか貧乏リーマンで銭がないので弁当男が多く • お金がないので外食なんて無理で • 非正規雇用の人は正社員の輪の中になんて入れてもらえないし • 非正規雇用はいつ首になるかわかんないし • 就職は今の方が遥かに大変だし • 就職できても給料は上がらないばかりかカット • 安給料でサービス残業でブラック労働恒
この前飲み会でこんな話をしていたのでまとめてみます。 終身雇用が崩壊し、昨今では会社の評価制度では成果主義というのが普通になりつつあります。ただ成果主義とは言いつつ何を持って成果とするかは議論の余地があると思います。 例えば営業職であれば分かりやすく売上目標というものがあります。企画職の場合でも売上やその他のKPIを目標設定することで分かりやすく評価出来ると思います。ではエンジニアの場合はどうでしょうか。 開発したシステムが実際に軌道に乗って数字を出し始めるまでには相当時間がかかります。(最近のゲームなどは除く)またその数字が出るか出ないかは実際営業や企画側の問題が多分にある為、こういったケースでエンジニアを数字で評価するとシステムの良し悪しとは関係なく単純に運がいいか悪いかだけになってしまいます。もちろん企画に意見が反映出来る環境であったり営業に指示できる環境であればエンジニアでも数字を
渋谷のスタバでMacBook Airが“正解”? ハンパな仕事しかできない若者たちが「ノマド」を名乗って陥る「新・ユートピア社会主義」 (SAPIO 2012年11月号掲載) 2012年11月26日(月)配信 4ページ中 1ページ目 前のページ | 1 | 2 | 3 | 4 | 次のページ 文=常見陽平(人材コンサルタント) ノマド、セルフブランディング……。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の広まりとともに、耳当たりのいい横文字のビジネス手法がもてはやされている。だが、その実態は実にイタイタしい。 今年4月、私が渋谷のカフェに入ったところ、隣で仕事をしていた若い男がパソコンの前で大声で話していたので静かにするよう注意したら口論になった。男の反論がふるっていて、「私はイギリスとスカイプ(インターネット電話)でやり取りしている」と言ったのだ。「スカイプ」で「イギリス」なら
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