「俺の夢は“お客さんがどのステージも観なかった”っていうもの」【検証】フジロックが20年愛され続ける理由 ~SMASH日高正博編~ フジロックが始まって今年で20年。フジロックに関わる様々な関係者に取材を試みて分かったことがいくつかある。ひとつは、フジロックは「自然と共存することに根ざしている」こと。つまり相手が自然なので、自分の都合だけで全てうまく行くわけではないということだ。雨も降れば強い日差しも注がれる。理屈よりも本能が優先されるシーンにも出くわすだろう。要するに、現代社会に飼いならされてしまった人にとって、自然回帰への強い自浄作用が振りかかる。それをセラピーと捉えるかストレスと捉えるか、あるいは心のデトックスと感じるか。人によって振れ幅は大きいものの、フジロックが人という動物に作用する効能は、想像よりもはるかに影響力があるようだ。つまりは人間力が顕になる非日常がフジロックという空間
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