岩国城二の丸から天守閣を望む。冠木門(大手門跡)をくぐって二の丸に入りました。天守閣の南西側の外観です。現在の天守閣は、「伝岩国城断面図」を元に昭和37年、鉄筋コンクリート構造により再建されました。【他の写真】 岩国城天守閣南東側の外観です。現在の天守閣は山麓から見えるように、本来の天守閣より50m南に復元されたのです。 天守閣北東側の外観です。天守閣は、東京工業大学教授の藤岡通夫(ふじおか・みちお・1908年~1988年)氏により設計されました。藤岡教授は「天守閣建築概説」(1938年)を発表、「天守閣建築の研究」で東京工大・工学博士(1949年)。【藤岡通夫】【他の写真】 岩国城天守閣北側の外観です。岩国城天守閣は珍しい形をしています。通常の天守閣は1階より2階、2階より3階と、高くなるほど建築面積が少なくなりますが、岩国城の天守閣は上の階が下の階より大きく張り出した構造になっています