8月22日から9月30日までの6週は、この間に行った東北旅行(岩手方面)から題材をとった句を詠みました。 10月からは元の形、その日その日に感じたこと出会ったことを題材にして詠む形に戻りました。戻りましたが、、、いつもと変わらない日常のなかで一日一句を詠むのは修行のようで、わたしにとってはなかなか厳しい作業でした。 今回は10月3日から10月7日までのtweet句です。 tweet句の季節はようやく秋を迎えています。 拙い句ばかりですが、どうぞよろしくお願いします。 指揮を待つビオロンの弓野分前 漢字が続いて読みづらいですが「ビオロンの弓」で切ります。バイオリンにすると字数オーバーになるのでビオロンにしています。「野分」は秋から初冬にかけて吹く強い風、台風のことです。指揮者がタクトで合図を送るとビオロンが激しくかき鳴らされます。その合図を待つ束の間の静けさ。嵐の前の静けさ、を詠んだつもりで