子供の頃「ごんぎつね」を読んで泣いたんだ~ あと、子どもたちの読んでくれた「ちいちゃんのかげおくり」でも泣いた。 そう言えば、先生も泣いてたって〇〇(息子)が言っていたのよね。 今までに読んだ中で、泣いたことってある? と夫に聞いたら、即座に返ってきた。 「あるよ、宮沢賢治の永訣の朝…確か中学の教科書だと思う。」 私は読んだ覚えがないので調べてみました。 本当に、悲しい…けれどことばが優しくて、昔の音の響きが切なくて… 私みたいに、こんな詩があるなんて知らなかったという人にも読んでほしくて書いてみることにします。 永訣の朝 けふのうちに とほくへいってしまう わたくしのいもうとよ みぞれがふっておもてはへんにあかるいのだ (あめゆじゅ とてちて けんじゃ) うすあかくいっさう陰惨(いんざん)な雲から みぞれはびちょびちょふってくる (あめゆじゅ とてちて けんじゃ) 青い蓴菜(じゅんさい)